イタリアワイン試飲会「BORSA VINI」が京都にて開催

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11月7日にリーガロイヤルホテル京都にて、イタリア大使館貿易促進部主催のワイン試飲会が実施された。これは、イタリアワインを日本市場に深く浸透させるため、同国が7年前より始めたプロモーションキャンペーン「イタリアワイン三千年」のひとつ。今年は東京と京都の2か所で開催され、京都会場には主催者を代表してイタリア大使館貿易促進部副部長アントネッラ・マルッチさんが東京から駆け付けた。
京都会場にはイタリアワインメーカー31社が参加。家族経営の小さなワイナリーも多く、その殆どが日本未輸入の商品。中には、日本では見かけることの少ない、イタリア固有品種100%のワインや、メルローを使ったスプマンテのロゼなども。それらを、イタリアから来日した各ワイナリー生産者の詳細な解説の下、様々に試飲できる“おいしい”機会となった。

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京都開催のイベントながら、神戸、大阪、名古屋など広範囲に渡るワイン業界関係者で賑わい、イタリアワインへの関心の高さが窺われた。その中に、日本ソムリエ協会名誉会長で、本誌の連載でもおなじみの岡 昌治さんと、同協会元理事の山田久扇子さんの姿も。各生産者とトーク繰り広げながらワインの試飲を行う様子が場内の大スクリーンでライブ中継された。さらに会の後半には、在大阪イタリア総領事のマルコ・ ロンバルディさんも来場しイタリアワインへの想いを次のように語った。
「日本はイタリア人同様に食べることを楽しむ人たちが多いので、スーパーにもっと多くのイタリア食材が並び、家で気軽に楽しんでもらえるようになれば、イタリアワインにもさらなる可能性が広がると期待しています」。

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イタリアは南北に長く、海と山に抱かれた多様な風土ゆえに、ワインの個性とバラエティーがとても豊かであることが、試飲会を通じて実感できた。気に入ったワインやスプマンテの現地価格を聞くと、驚くほどリーズナブル。美味しく飲みやすいだけでなく、コスパもよい。こういったワインが数多く輸入されれば、日本のワイン市場はますます活況となることだろう。食事の幅が広がればワインの幅が広がる。その逆も然りで、ワインの幅が広がれば、食事の幅も広がる。イタリアワイン3000年の歴史は、そんな「奥行き」を我々の食シーンに届けてくれるに違いない。

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