奮闘する医療従事者に“食”で感謝の気持ちを届ける「ハートフル弁当プロジェクト」

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医療従事者応援への機運が高まり出したのは、再び新型コロナウイルス患者の急増が報じられ始めた7月中旬。『大阪ガス』開発部PRチームの中西英一さんは「グループ企業である『Daigasエナジー』は、病院へのエネルギー提供やサービス提案を行っています。現場の事情を知る者からの声も背中を押す形になりました」と語る。苦境に立つ飲食業界の役に立ちたい、美味しい食事で喜んでもらいたいと、賛同企業が『ハグミュージアム』に集い、同プロジェクトは始動した。

お弁当の主菜のレシピ作成と調理は、『関西食文化研究会』の会員でもある『中央フードサービス』が担当。店舗の人気メニューをアレンジした「トカチーズ豚丼」を作った。「十勝地方の名物でもある豚丼は、疲労回復効果があるビタミンBを多く含む豚肉が主役。蒲焼きのタレがベースの甘辛味がポイントです」と、総務部部長の米本雅典さんは胸を張った。材料の豚ロース肉は、堺市を中心に数十店舗を展開するスーパーマーケット『サンプラザ』の協力で提供された「やまと豚」。旨みのある肉汁は、北海道産銘柄米「ななつぼし」のご飯との相性抜群だ。
副菜は『辻調理師専門学校』の日本料理教授・鈴木照美さんが考案した冷製茶碗蒸し。「卵液には豆乳のコクを加え、だしのジュレ、夏野菜を添えています。スープ感覚で味わえる、暑い季節にぴったりな喉ごしに仕上げました」。
時節柄、食中毒対策にも様々な配慮を行った。急冷後に『エピック』社と『エレクター』社協賛の高品質の保冷BOXに詰められた弁当は『エコトラック』の天然ガス保冷車で運搬された。
「今回は、コロナウイルス感染者への対応で多忙となっていると思われる大阪市と堺市の3病院に2日間、計200食を届けました。皆さん喜んでくださったと聞いていますので、今後も協力企業で力を合わせ継続していければと思っています」。プロジェクトの大成功を受けて、中西さんは安堵の表情を見せた。(撮影/東谷幸一 文/小林明子)

 
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2020-08-06-10-54-16『中央フードサービス』が作ったのは、グランフロント大阪・南館7階で展開する『TOKACHI’S MARKET』の人気メニューをアレンジした「トカチーズ豚丼」。分厚いやまと豚に加え、アスパラガスやコーンなどの北海道産素材もたっぷりで食べ応えあり。『辻調理師専門学校』は夏野菜の冷製茶碗蒸しを担当。食後も楽しんでほしいと、同グループ校が運営する製菓店『パティスリー・ラボ・ツジ』の焼き菓子も。ボックスには感謝の手紙を添えて。

 

_93a4059『ハグミュージアム』の豊富な設備を駆使し、充分に衛生管理に気を配りながら製造された。

 

_93a4093夕食の頃合いで保冷BOXを載せた『エコトラック』の天然ガス保冷車が出発。

 

●問合せ/大阪ガスDaigasエナジー株式会社
https://ene.osakagas.co.jp/daigasenergy/