「滋賀食材フェア」に向けて~滋賀食材探訪・レポート

京阪神のお店で滋賀の食材を使ったメニューが楽しめる「滋賀食材フェア」。今年は1月15日より、京阪神の10店舗にて開催されます。
その準備にあたり、去る10月18日、有志7店舗15名が琵琶湖を大きく一周しながら、生産現場を視察しました。

「滋賀食材フェア」に向けて~滋賀食材探訪バスツアー・レポート

最初の訪問先は愛知郡愛荘町の『継ノ農園(つぎののうえん)』へ。滋賀農大卒業でまだ20代とお若い農家ですが、師匠であるベテラン農家の野菜作りを継承し、有機質肥料、有機物、微生物を活かした畑で精魂込めて野菜を作られていました。針金を土に刺すとするする入っていく土の柔らかさ。「土作りの熱意がひしひしと伝わってきました。ウチの店でも畑をやっていますが、ここの畑の土をイメージしながら土作りをしているので、いい見本になりました。茄子の苗を挿し木の土台までもオーダーで作っているのに驚きました」と、一家4人で来られていた野菜居酒屋『いたぎ家』さんも驚かれた様子。

「滋賀食材フェア」に向けて~滋賀食材探訪バスツアー・レポート

視察後、『やさいの里 あいしょう館』で滋賀の物産を買い物した後、お昼ご飯に『レストラン千成亭』で近江牛のランチをいただきました。

次は湖東・伊吹山のふもとにある『いぶきファーム』へ。ここでは蕎麦や伝統野菜・伊吹大根を試食。多くのシェフが好印象を抱いたようです。なかでも、「辛味大根のイメージがありましたが、意外と甘みが先に来て、その中にほんのり辛味のある大根でした。近江牛との相性もよさそうなので楽しみです。蕎麦粉の香りもいいし、よもぎのペーストは濃厚で、ローズマリーみたいな印象を持ちました」とは鉄板焼『但馬』の桑原健也料理長。頭の中では料理のイメージが次々と湧いてきているようでした。
そして、蕎麦の花が咲く、広々とした畑で記念撮影。

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視察の最終は大きな琵琶湖をぐるっと回って、奥琵琶湖、高島・マキノにある『みなくちファーム』へ。農園のすぐ近くには、メタセコイアの並木道が2.5kmも続く、県内屈指の観光スポットが。ちょうどフェアの頃は雪景色でさらに幻想的だと思われます。まるで映画のワンシーンの中に入り込んでしまったような風景でした。その並木道からすぐのところでは、原木椎茸栽培用の原木がずらり並んでいます。静謐な空気が漂っており、美味しく育ちそうな予感がしました。「原木を初めて見ました。椎茸は食感もよくて美味しいです。根菜もすごく美味しいので、素材を素直に生かした料理を考えます」と居酒屋『いわ月』の岩月泰樹さん。積極的に質問をされていた、前出の『いたぎ家』さんの畑担当である、御年79歳の板木平 征さんは非常に触発されて、「もっと美味しい野菜を作らなあかんな」と意気込んでおられました。

「滋賀食材フェア」に向けて~滋賀食材探訪バスツアー・レポート

生産の現場を見て、生産者の生の声を聴いた、フェア参加店舗のシェフたちがインスピレーションを得た料理が滋賀食材フェアにて食べられます。是非とも、ご賞味ください。

フェアの詳細はこちら

撮影/林 景沢
●問合せ/滋賀県食のブランド推進課 電話:077-528-3892