『日本料理 輪』のアサリと焼き茄子の冷製茶碗蒸し

『日本料理 輪』のアサリと焼き茄子の冷製茶碗蒸し

あまからCookingアーカイブ

2024.07.30

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:吉田秀司 、桂 裕幸(人物)/ スタイリング:川畑祐子

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったレシピを人気料理人に教わる『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今週からは、『日本料理 輪』の店主・山下慎士さんによる夏の和食レシピをお届けします。何とだしは引かず、砂糖は使いません。この時期の献立に絶対重宝するレシピですよ。

目次

オートメニューで茶碗蒸し アサリと焼き茄子の冷製茶碗蒸しのレシピ 店舗情報

オートメニューで茶碗蒸し

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。

火加減が難しい「茶碗蒸し」ですが、このコンロなら、オートメニューでボタンを押すだけ。「茶碗蒸し」の好みの仕上がり加減を選んで点火すれば、あとは自動調理にお任せ。スの入らないきれいな蒸し上がりに、今まで使っていただいた和食の料理人さんも驚く機能です。

アサリと昆布で酒蒸しした旨みたっぷりの蒸し汁を使い、焼きナスの香りと梅肉の塩気を重ねた茶碗蒸しです。だしに頼らなくても、風味豊かな味わいに仕上がりますよ。できたても美味しいですが、冷やすとより焼きナスの香りが際立った夏の味わいに。ぜひお試しください!

アサリと焼き茄子の冷製茶碗蒸しのレシピ

アサリと焼き茄子の冷製茶碗蒸しのレシピ

【材料】4人分(直径8㎝、高さ7㎝の茶碗を使用)

〈A〉
アサリ(砂抜きしたもの)…300g
だし昆布…7㎝角
水…400㎖
酒…60㎖

ナス…1本
卵…2個
塩・梅肉…各適量

【作り方】

鍋に〈A〉を入れて強火にかけ、酒が沸騰したら少し火を弱める。アサリの口が開いたら火を止める。粗熱が取れたら、煮汁をザルで漉し、殻から身を取り出しておく。
ナスはヘタを切り、切り口の中心から尻に向かって箸を刺し、穴をあける。水なし両面焼グリルにセットした「焼網」にのせ、「上:強火/下:強火」、タイマーを12分に設定して焼く。熱いうちに皮を剥き、ひと口大に切る。
卵を溶いてザルで漉し、①の煮汁300mlを加えて混ぜる。味を見て薄ければ塩で調える。
茶碗に①の身と②を入れ、③を注ぎ、アルミ箔を被せる。
鍋に水300mlを入れて、④を並べる。オートメニュー「茶碗蒸し」・仕上がり「弱め」を選択し、点火する。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
アルミ箔を取り、残った①の煮汁をかけ、梅肉を添える。

アサリを酒蒸しにする、茶碗蒸しにする

『日本料理 輪』店主・山下慎士さん『日本料理 輪』店主
山下慎士さん
神戸市出身。料亭や料理旅館などで腕を磨き、2003年にハンター坂で自店を開店。2010年に現在の場所へ移る。前物の魚を中心に、砂糖を使わず素材の持ち味を生かした端正な料理を、骨董や新進気鋭の作家物など新旧を織り交ぜた器で提供。日本酒は燗酒の提案に注力するほか、ソムリエの資格も持ち、ワインにも造詣が深い。また、家庭で簡単に作れる料理教室(5500円/回)を開催し、プロからも支持を集めている。料理教室の詳細は公式Instagramを参照。

■店名
『日本料理 輪』
■詳細
【住所】兵庫県神戸市中央区下山手通3-12-1 トア山手フラッツ棟110
【電話番号】078-331-7657
【営業時間】18:00〜21:00入店(2名より要予約)
【定休日】不定休
【Instagram】https://www.instagram.com/motomachi_rin/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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