書店員のおすすめ!今月の『食の本』〜梅田 清風堂書店〜

 “昔から変わらず在り続ける。レトロさも魅力の地元食”

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47 都道府県 日本全国地元食図鑑

 

菅原佳己著 平凡社/1980円

専業主婦からスーパーマーケット研究家になった著者が、今も愛され続けるロングセラーの地元食(=地域のスーパ ーで買える日常品)を都道府県別に131個紹介。見て、読んで、楽しい図鑑だ。

 

レトロな表紙が気になってページをめくると一見、昭和時代に流行った商品を紹介する本かと思いました。でもそれが、すべて令和の時代にも当たり前のように、各地域のスーパーで売られているロングセラー商品。こんなに新しいものに溢れている今でもずっと求められ続けているのだから、愛されるべき理由があるんだと感じます。商品のパッケージやネーミングが懐かしくもあれば、ある意味斬新でもありますね。そういうところにもその理由があるんでしょうか。 「せみ餃子」とか「こまどりのすずやき」は、日常的にスーパーで見かけるから全国区で販売されているものかと思っていたので、関西発だと知って驚きもありました。ご当地スーパーを回るという著者の発想が面白く、私も今度旅先で「地元食」に出合ったら買ってみたいですね。
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副店長 土井昌則さん

清風堂書店

教師が学校で使う指導書や教育関係の書物を多く揃える書店。店の奥には、教育書だけの店舗も。出版部も併設しており、自費出版サロンで相談も受け付ける。

●大阪市北区曽根崎2-11-16梅田セントラルビルB2 TEL06・6312・3080 営業日時 通常10:00〜22:00(日曜、祝日は~ 20:00)/無休