
名古屋発・きしめん専門店が九条に誕生
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名古屋「星が丘製麺所」のきしめんが大阪初登場。だしの種類やトッピングを選んで、自分好みの一杯にカスタマイズすることも可能。関西には馴染みの薄いきしめんですが、同店の誕生により、ブームの予感です。
名古屋の人気うどん店がタッグを組む!
名古屋のソウルフードであるきしめんの美味しさを、後世にも遺したい。そんな「きしめんラバー」の思いが形になったのが「星が丘製麺所」です。名古屋・今池で「うどん酒場」というジャンルを築いた「うどんや 太門」衣笠太門さん。ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版にも掲載された名古屋・築地口「手打うどん 高砂」堀江高広さん。
人気店のご主人2名が立ち上げた「星が丘製麺所」のきしめんは、品種改良を重ねて開発した、麵料理専用の愛知県産小麦「きぬあかり」を使います。極限まで薄く延ばしても切れることなく、もっちりとした食感が特徴的。
2022年12月13日にオープンした「星が丘製麺所 大阪・九条ゼニヤ店」は、その絶妙な麺を使用した「きしめん専門店」になります。関西で飲食店をプロデュースする「ジャパン・フード・パートナーズ」(代表・稲田敏博さん)とタッグを組み、大阪の新たな麵文化の発信基地として誕生しました。
大阪限定メニューも!豊富なラインナップ
こちらでは、本店でも人気の白つゆにスダチを浮かべた爽やかな「太門」720円のほか、豚キムチと食べるラー油をトッピングした「キムラ君」950円、焼き餅が顔を出す「大阪かちん」880円など大阪限定メニューも(「キムラ君は浪速の実力店「き田たけうどん」とのコラボ商品ですね)。計12種類の豊富なきしめんメニューが味わえます。
太門720円。
大阪かちん880円。
自分好みの一杯が、通年味わえる!
この日私は味噌つゆに温玉ときつねをのっけた「味噌月見」840円をいただきました。きしめんって店によって食感や嚙みごたえが全く違いますよね。こちらの麺は、薄くてとぅるっとした滑らかな食感、顎も疲れずすいすいと胃袋に収まっていきます。厚いきつねがコクのある味噌つゆをじゅわっと吸い込んでいて、関西人にも堪らない味です。
ちなみに全種類、麺の量だけでなく「冷たい」だしか「温かい」だしかが選べます。きしめん=冬に食べたい温かい麵料理というイメージが強いですが、これなら季節問わず通ってしまいそう!
味噌月見840円。
■店名
『星が丘製麺所 大阪・九条ゼニヤ店』
■詳細
【住所】大阪府大阪市西区九条2-28-1
【電話番号】06-6616-9330
【公式サイト】https://www.instagram.com/hoshigaoka_osaka_kujyo/
Writer ライター

あまから手帖 編集部
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