チーズ×あん×求肥の新食感!レアな「生あんぽーね」って⁉

チーズ×あん×求肥の新食感!レアな「生あんぽーね」って⁉

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2023.03.17

文:「あまから手帖」編集部・松崎聖子 / 画像提供:京都祇園あのん(一部)

〝あんぽーね〟で知られる「京都祇園あのん 京都伊勢丹店」が2月15日にリニューアル。売り場面積を約5倍に拡大しただけでなく、目の前で一つ一つ手作りする〝生あんぽーね〟を同店限定で発売しました!

目次

そもそも「あんぽーね」とは何なのか 最中ではない「求肥餅」バージョンは伊勢丹限定 「生あんぽーね」を食べてみた 店舗情報

そもそも「あんぽーね」とは何なのか

あんぽーねの店頭商品「あんぽーね」はあんことチーズクリーム、最中がセット。自分で挟んで楽しめます

実は「京都祇園あのん」を展開するのは、十勝産小豆100%にこだわり様々なあん製品を手掛ける「サザエ食品」。

「京都祇園あのん」は8年前から関西のサザエ食品がギフト向けのブランドとしてスタートしたそうです。

そんな〝あんこのプロフェッショナル〟が作った「あんぽーね」は、最中にあんことマスカルポーネチーズを用いた自家製クリームを自分で挟むスイーツで、サクサクの食感や自分好みのあんこ&チーズの配合を楽しめる商品としてブレイク。本店カフェでイートインでき、直営店やオンラインショップなどでも贈り物として人気です。

最中ではない「求肥餅」バージョンはジェイアール京都伊勢丹限定

デパート出店第1号として5年前にオープンした「京都祇園あのん 京都伊勢丹店」は、これまでオープン当初は店舗面積が1坪ほどでしたが、昨年移動をして店舗を拡げ、このほど約5倍にドトンと拡大。さらに本店以外では初となる店内厨房を設け、新商品となる「生あんぽーね」を職人が作る様子を見られるようになりました。

京都祇園あのん伊勢丹店フラワーデザイナー赤井勝さんが手掛ける装花や、和紙デザイナー堀木エリ子さんによる照明などインテリアにも気合い入れてます

「生あんぽーね」は、最中ではなく求肥餅であんことマスカルポーネクリームチーズを包む限定バージョンです。あんこは十勝産小豆100%のできたて自家製粒あんを本店から直送し、チーズも北海道産クリームチーズとマスカルポーネチーズをブレンドしたオリジナル。あんこに黒豆きなこをまぶして香ばしさを加え、口に入れた時の甘さや軽い塩気、ふんわり感がベストなバランスになるよう仕上げています。

あんぽーね制作風景こんな感じで一つ一つ手作りされます

「生あんぽーね」を食べてみた

生あんぽーね生あんぽーねは1個194円

さっそく試食させていただきました。一つ一つ丁寧に包まれた求肥餅はしなやかでとろけるよう。中にはふんわりしたチーズクリーム、下には甘さ控えめのあんこが重なり、全ての層がそれぞれ違う味わいで、和菓子なのにチーズケーキを食べているような感覚が面白い。それでいて、大福ではなく求肥餅なので、食感は軽く後味もさっぱり。

あんことチーズって合うなあ!と新たな発見です。黒豆きなこの香りも主張していて、お茶にもコーヒーにもワインにもピッタリです。

1個から購入できるので大福感覚で食べ歩きしたり(するのか?)、お持たせにしたり、旅行中の方は電車で食べたり。そして、3月中旬にはクッキー生地で発酵バターに小豆や青えんどう豆などを練り込んだクリームをサンドした「あんばたーさんど」を発売予定とか。ナニッ。それは絶対美味しいヤツ、入手困難になる予感しかしないじゃないですか!発売情報をリークして何としてでも買いたい。個人の欲望丸出しですみません。

クリーム絞る皆に見られるので、ちょっと緊張した様子で職人さんがクリームを絞っていました

■店名
『京都祇園あのん ジェイアール京都伊勢丹店』
■詳細
【住所】京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
ジェイアール京都伊勢丹 地下1階
【電話番号】075-352-7080
【公式サイト】https://www.a-n.kyoto.jp/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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