長谷寺で桜を見たあとに、絶対寄って!「白酒屋」の“ふわとろ”くさ餅を手土産に。

長谷寺で桜を見たあとに、絶対寄って!「白酒屋」の“ふわとろ”くさ餅を手土産に。

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2024.03.28

文:「あまから手帖」編集部・米川夏美
撮影:西島渚

春は桜、初夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は梅や椿など、年中を通して美しい自然の景色を楽しむことができる奈良「長谷寺」。その目の前にある「白酒屋」では、ここでしか買えない“ふわとろ”なくさ餅が。

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賞味期限は本日中。 店舗情報

賞味期限は本日中。

自然豊かな、奈良「長谷寺」にはこの時期多くの観光客が桜を目掛けてやってくる。その帰りに是非立ち寄ってほしいのが「長谷寺」の目の前にある店「総本舗 白酒屋」だ。

名物のくさ餅は2種類。 つきたての餅のふわとろ食感を味わえるこし餡入りの「青」と、パリッと焼き目を付けた粒あん入りの「お焼」。

「青」の賞味期限はその日中なので、現地に行かなきゃ味わえない一品なのだ(ちなみに「お焼」は次の日まで!)。

タイミングがよければ、店頭で餅つきをする光景も見られるかも。暖簾に湯気が立ち上り、掛け声をしながら餅をついていく。ここでの餅つきは速さ勝負ではなく、ゆっくりと1回ずつ重みを持たせてついていく。そうすることでヨモギ新芽をしっかりと餅に混ぜ込んでいくのだ。

創業は明治8年。ずっと同じ場所で令和の今まで、人々に愛され続けている名品だ。

「総本舗 白酒屋」くさ餅「青」150円、「お焼」150円。写真は、2種が5個ずつ入った「青焼」 1300円。

「総本舗 白酒屋」餅つき風景長谷寺詣での帰りにぜひ。

■店名
【住所】奈良県桜井市初瀬746
【電話番号】0744-47-7988
https://www.shirozakeya.com/
■詳細
【住所】

2024年4月号「名店とは何か?」

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