【2023】京都のライターがおすすめする、市内で穴場のパン屋12選

【2023】京都のライターがおすすめする、市内で穴場のパン屋12選

小林明子の「偏愛パン」

2023.09.27

文:「あまから手帖」編集部
撮影:伊藤信、岡森大輔、小林明子、下村亮人、内藤貞保、増田えみ

京都はパンの消費量ランキング上位の常連。複数の店舗をもつ老舗『進々堂』や『志津屋』以外にも、老舗珈琲店や元料理人が営むパン屋など個性的なパン屋が溢れている。そんなパンの街京都のライター・小林明子さんおすすめの京都市内のパン屋12選を、“推しパン”を挙げながらご紹介!

目次

自家製カスタードがたっぷりのトロトロなクリームパン/烏丸『fiveran』 パン好きの聖地『ツオップ』直伝のカレーパン/嵯峨『パン処 太陽』 朝、昼、夜に合わせたパン/北山『アンドブレッド キタヤマ』 トーストしたい食パン/五条西洞院『WANDERERS』 パン好きによる、パンのセレクトショップ/千本下立売『レガルーチェ』 個性派揃いのベーグルたち/河原町五条『bakery &dining 603』 パン屋が作るレモンケーキ/丸太町七本松『MIYAUCHI BAKERY』 ザクッバリッ!ムチムチ!なクロワッサン/河原町『Slō』 気分はイノダコーヒ!京都の老舗喫茶店も使うクロワッサン/二条城東『ブルーデル』 京都人なら知っている、有名串揚げ店の名物を支える/大将軍『プチベア』 営むのは京都の老舗珈琲店/『小川珈琲 堺町錦店』 パン工房を設えたコーヒーショップ/二条『コーヒーショップ マスサン』

自家製カスタードがたっぷりのトロトロなクリームパン/烏丸『fiveran』

京都・烏丸『fiveran(ファイブラン)』

京都のパン屋激戦区のひとつ、烏丸御池界隈のなかでもひときわスタイリッシュな佇まいの『fiveran(ファイブラン)』。2015年にオープンした広々とした店内にはカフェも併設。名物は貝殻型のクリームパン「パティシエール」で、銅鍋で炊かれたカスタードクリームは、卵の風味が豊かでトロットロ。購入は1人5個まで。それでも売り切れることがあるので、お早めに。

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■店舗情報
fiveran
■詳細
【住所】京都市中京区室町通三条上ル役行者町377 1F
【電話番号】075-212-5696 
【公式サイト】https://pandeone.jp/
【Instagram】https://www.instagram.com/boulangerie.et.cafe.fiveran/

パン好きの聖地『ツオップ』直伝のカレーパン/嵯峨『パン処 太陽』

京都・嵯峨『パン処 太陽』

カレーパンが日に700個以上売れることも少なくない千葉・松戸にある『ツオップ』で腕を磨いた店主・近藤さん。『パン処 太陽』のカレーパンはキツネ色ならぬタヌキ色とでも呼びたい、濃い茶色の衣をまとっている。ひと口噛めば、ザクザクッ。その音は隣にいる人を驚かせるほど。20種近いスパイスを加えて仕込むキーマカレーの隠し味は粉山椒!

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■店舗情報
パン処 太陽
■詳細
【住所】京都市右京区嵯峨折戸町27-9
【電話番号】075-861-1869
【Instagram】https://www.instagram.com/pan_taiyo/

朝、昼、夜に合わせたパン/北山『アンドブレッド キタヤマ』

京都・北山『アンドブレッド キタヤマ』

2023年に開業5周年を迎えた『アンドブレッド キタヤマ』は、昼過ぎに売り切れる日もめずらしくない人気パン店。店主・千葉さんが用いる小麦はすべて国産。副材料も国産品が中心。「パンのある暮らしを楽しんでほしい」との願いが込められ、朝に昼に夜に食べたくなる約20種類ものパンが焼かれている。

『アンドブレッド キタヤマ』のバゲットは2種類。北海道産キタノカオリ100%、朝食に向く“純な”味わいのバゲットナンバー1は開店時間に合わせて焼成。数種の国産小麦をブレンドした、噛みしめるほどに味わい深く肉料理にも負けないバゲットナンバー2は昼以降に焼き上げる。

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■店舗情報
アンドブレッド キタヤマ
■詳細
【住所】京都市北区上賀茂高縄手町88-3
【電話番号】075-746-2223
【Facebook】https://www.facebook.com/andbread.kyoto/

トーストしたい食パン/五条西洞院『WANDERERS』

京都・五条西洞院『WANDERERS』

『WANDERERS』はもともとコーヒースタンドだった。しかし2021年にベーカリー&カフェとしてリニューアルオープン。コーヒーはもちろん、スープにも相性のいい角食パンや山食パン、小型パンなど、主に北海道産の強力粉『春よ恋』を使う5種類ほどが並ぶ。イートイン用の名物、角食パンにフライドエッグを乗せるトーストはパン好きも悶絶させる。

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■店舗情報
WANDERERS
■詳細
【住所】京都市下京区西洞院五条下ル八百屋町58 イチハタビル1F
【電話番号】075-353-5958 
【Facebook】https://www.facebook.com/wanderersstand

パン好きによる、パンのセレクトショップ/千本下立売『レガルーチェ』

京都・千本下立売『レガルーチェ』

ちょっとユニークな経緯で誕生したパンのセレクトショップ『レガルーチェ』。オープンさせたのは、飲食業とは無縁の会社に勤めるパン好きたち。
並ぶのは地道な交渉の末に集めた粒揃いのセレクションで、自家製カスタードが詰められたクリームパン「パティシエール」で知られる『ブランベーカリー』、1952年創業の『井上製パン』、東寺近くで夫妻が営む『KANOA bakery』、外国人のファンも多い『Boulangerie Rauk』などなど。いろいろなパンに出合わせてくれるパン好きには嬉しい場所だ。

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■店舗情報
レガルーチェ
■詳細
【住所】京都府京都市上京区千本通下立売上ル稲葉町467
【電話番号】075-802-0150
【Instagram】https://www.instagram.com/regaluce_kyoto/

個性派揃いのベーグルたち/河原町五条『bakery &dining 603』

京都・河原町五条『bakery &dining 603』

2018年、四条河原町の南、五条通に至るまでの界隈に、ベーカリーやダイニングを併設した全6室の小さな宿がオープン。1階にはベーカリーがあり、ホテルやレストランで料理人として活躍した店主・中澤さんが腕を振るう日替わりベーグルが。ムチムチを通り越して、ムッチムチ。ジャム、あんこにジャムまで、フィリングは全て自家製。いくつもの食材を重ねているにも関わらず、絶妙な味の積み重ねに魅了される。

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■店舗情報
bakery &dining 603
■詳細
【住所】京都市下京区万寿寺通御幸町西入堅田町603 ホテル京の森有隣舎1階
【電話番号】075-746-7906 
【Instagram】https://www.instagram.com/mamoru_yurinsha/

パン屋が作るレモンケーキ/丸太町七本松『MIYAUCHI BAKERY』

京都・丸太町七本松『MIYAUCHI BAKERY』

『MIYAUCHI BAKERY』の前身は、丁寧なパン作りで知られた『ラ・モワッソン』。そこに長年通い続け、スタッフとして働いたこともある宮内さんは、『ラ・モワッソン』閉店の知らせを聞いて、店の継承を名乗り出た。元店主の和田さんは宮内さんにパン作りを特訓。今もパンを焼きに通っている。
ファン激増中のレモンケーキは、国産レモンの生絞り果汁とすりおろした皮をたっぷり使用。甘みも酸味もしっかりしていて、口の中でフレッシュな香りが弾ける。国産レモンの在庫が無くなり次第終売なので、お早めに。

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■店舗情報
MIYAUCHI BAKERY
■詳細
【住所】京都府京都市中京区聚楽廻西町183-5 松宮ビル1階
【電話番号】050-3575-4182
【Instagram】https://www.instagram.com/miyauchi_bakery/

ザクッバリッ!ムチムチ!なクロワッサン/河原町『Slō』

京都・河原町『Slō』

京都のパン界で注目を集めている、河原町五条界隈。そのなかでも特に人気を呼んでいるのが、鈴江さん夫妻が2022年6月にオープンした『Slō (スロウ)』。
骨太なハード系から、たっぷりの自家製カスタードが詰まったクリームパンまで、国産小麦で焼く40~50種のパンがガラスケース内に並ぶ。クロワッサンには、国産発酵バター、北海道産ゆめきらりを使用。12層という少ない折り込み数に留めているので、ザクッ&バリッな力強い食感に。噛み進むとムチムチの内層が現れる、いわばツンデレなクロワッサンだ。

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■店舗情報
Slō
■詳細
【住所】京都市下京区寺町通松原下ル植松町707-2
【電話番号】075-708-7815
【Instagram】https://www.instagram.com/slo.kyoto/

気分はイノダコーヒ!京都の老舗喫茶店も使うクロワッサン/二条城東『ブルーデル』

京都・二条城東『ブルーデル』

子どもたちにも大人気のキャラクターパンから、神戸の名店で腕を磨いた兄譲りのドイツパン、自らが得意なフランスパンまで、幅広いレパートリーを誇る『ブルーデル』。なかでも名物は、毎日食べたくなるシンプルな味わいのクロワッサンだ。このクロワッサン、レトロな雰囲気が楽しめる喫茶店『イノダコーヒ』のモーニングにも使われている。

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■店舗情報
ブルーデル
■詳細
【住所】京都府京都市中京区西洞院夷川上ル毘沙門町397-2 二条城グランドハイツ1F
【電話番号】075-231-3435
【Facebook】https://www.facebook.com/brude.kyoto/

京都人なら知っている、有名串揚げ店の名物を支える/大将軍『プチベア』

京都・大将軍『プチベア』

京都で暮らしている、または学生時代を過ごした人ならほとんどが知っているに違いない、人気串揚げ店『串八』。その隠れた名物、ガーリックトーストは、こんがり焼かれたバゲットの上に、たっぷりのガーリックペーストが乗せられていて、子どもから大人までを笑顔にさせる。そのメニュー誕生時から関わってきたのが『プチベア』オーナーの田中さん。長年にわたってパンを作り続けるベテランパン職人だ。

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■店舗情報
『プチベア』
■詳細
【住所】京都府京都市北区大将軍西鷹司町12-8 蔭山ビル1F
【電話番号】075-464-1950
【Instagram】https://www.instagram.com/petit.bear1960/

営むのは京都の老舗珈琲店/『小川珈琲 堺町錦店』

京都『小川珈琲 堺町錦店』

“100年先も続く店”をコンセプトに、2022年2月にオープンした『小川珈琲 堺町錦店』。店内では、京都産小麦を使う食パン2種類を焼成している。食パンの開発には関西のパン好きなら一度は足を運んでいるに違いない『ル・プチメック』の創業者・西山さんも携わった。モーニングタイムには「炭焼きトースト」として、『佐々木酒造』の米糀とグラスフェッドバターを使った自家製糀バターを添えて提供。なめらかな食感やまろやかな塩味が、トーストと無限ループに。

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■店舗情報
小川珈琲 堺町錦店
■詳細
【住所】京都府京都市中京区堺町通錦小路上る菊屋町 519-1
【電話番号】075-748-1699
【公式サイト】https://www.oc-ogawa.co.jp/nishiki/
【Instagram】https://www.instagram.com/ogawacoffee_nishiki

パン工房を設えたコーヒーショップ/二条『コーヒーショップ マスサン』

京都・二条『コーヒーショップ マスサン』

京都北白川で創業した『ワールドコーヒー』のチェーン展開第1号店としてオープンした『コーヒーショップ マスサン』。以来50年近く、サイフォンで淹れるコーヒーと店内で焼き上げるパンで、多くの人たちを魅了し続けている。

名物はタマゴトースト900円。ほかにも、コロンビア・ブラジル・パプアニューギニア産の豆を中心に7種類を使うオリジナルブレンドやランチに向くパスタ類などメニューは多彩。

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■店舗情報
コーヒーショップ マスサン
■詳細
【住所】京都府京都市中京区押堀町40
【電話番号】075-222-0990
【Instagram】https://www.instagram.com/cafe_bakery.masusan/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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