『由堂(よしたか)』の鰯のつみれにゅう麺

『由堂(よしたか)』の鰯のつみれにゅう麺

あまからCookingアーカイブ

2023.02.28

文:「あまから手帖」編集部  /  撮影:宮本 進

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今月から数回にわたり、便利な機能「自動炊飯機能」と「麺ゆで機能」で作る、毎日の料理に役に立つレシピをご紹介していきます。

目次

麺ゆで機能とは? 鰯のつみれにゅう麺のレシピ 店舗情報

麺ゆで機能とは?

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[R]シリーズ。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。「麺ゆで機能」とは、麺類を茹でる際に、火力を自動コントロールして吹きこぼれや茹で過ぎを防いでくれる賢い機能。しかも設定時間になると自動で消火し、音声で知らせてくれます。「湯が吹きこぼれるとコンロまわりの掃除も意外と大変…。これならほかの調理に専念できます」とプロも太鼓判を押します。

今回は、おでん『由堂』の店主・日野由堂さんに、おでんだしを使った鰯のつみれにゅう麺を教えていただきました。大ぶりの鰯のつみれの脂が溶け出した旨みたっぷりのだしもご馳走。甘めのおでんだしは、煮物やうどんなどにも活用できますよ。

鰯のつみれにゅう麺のレシピ

鰯のつみれにゅう麺

【材料】2人分

素麺…2束(100g)
イワシ(頭・内臓・骨・皮を取り除く)…大4尾(約500g)
ショウガ(みじん切り)…5g
塩…少々
おでんだし(下段参照)…500㎖
青柚子皮・青ネギ(斜め小口切り)…各適量

●おでんだしの作り方
鍋に水3ℓと昆布50gを入れて火にかけ、昆布から気泡が出てきたら最も弱い火力にし、コンロタイマーを60分に設定して煮る。昆布を取り出し、沸騰させてアクを取り、火を止める。2分ほどおいてからカツオ節を加えて10分おく。キッチンペーパーで敷いたザルで漉す。鍋にだしと、淡口醤油90ml、みりん160ml、塩大さじ1を入れてさっと沸かす。※冷蔵で3日間保存可能。

【レシピ】

イワシを粗みじん切りにし、すり鉢などでペースト状にする。
ボウルに①、ショウガ、塩を入れてよく混ぜる。40gずつ取り、直径約5㎝の円盤型に成形する。
鍋におでんだしを入れて沸かし、②を加える。沸いたら中火にし、「コンロタイマー」を「5分」に設定して煮る。
鍋にたっぷりの水を入れ、「麺ゆで機能」を選択。タイマーを袋の表示時間より30秒少なく設定して素麺を茹でる。ザルにとり、流水で洗う。
③の鍋に④を加えてひと煮立ちさせる。器に盛り、青ネギと青柚子皮をのせる。

つみれを作る、素麺を茹でる

『由堂』の店主 日野由堂さんおでん『由堂』店主 日野由堂さん
ホテルや日本料理店『翠(すい)』などで研鑽を積み、2014年に独立。「和食の煮物椀はおでんに通じる」と、おでんを軸にした店を開く。看板のもずくなど、常識にとらわれないおでん種にファン多数。

■店名
『由堂』
■詳細
【住所】大阪府大阪市中央区東心斎橋2-8-5 日宝ニューグランドビル2階
【電話番号】06-6210-3845
【営業時間】18:00~22:00(LO)
【定休日】月曜、不定休あり

掲載号
あまから手帖2021年8月/和食ニューノーマル。

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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