『発酵ルパン』の浅蜊とタラの塩麴柚子煮

『発酵ルパン』の浅蜊とタラの塩麴柚子煮

あまからCookingアーカイブ

2023.03.14

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今月からは、グリル機能やコンロの便利機能を使った、毎日の料理に役に立つ魚介と肉のレシピをご紹介していきます。

目次

「無水調理モード」とは? 浅蜊とタラの塩麴柚子煮のレシピ 店舗情報

「無水調理モード」とは?

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[R]シリーズ。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。「無水調理モード」とは付属の専用調理容器「ザ・ココット」を使う機能。自動で火力をコントロールし、食材自体の水分を生かして調理することができます。「食材の旨みが凝縮した、滋味深い煮物に仕上がる!」とプロも驚く機能です。

今回は、『発酵ルパン』の店主・山﨑誠生(やまさきせいき)さんに、浅蜊とタラの塩麴柚子煮を教えていただきました。アサリやタラの旨みが大根に染み、柚子が香るほっこりとした煮物です。タラは塩麹に漬けるとプリプリとした食感に!食材を入れて煮るだけの簡単調理なので、あと一品ほしい時にも助かるメニューです。

浅蜊とタラの塩麴柚子煮のレシピ

浅蜊とタラの塩麴柚子煮

【材料】4人分

タラ(切り身)…4切れ(約260g)
アサリ(砂出ししたもの)…8個(約200g)
大根(スライサーで細切り)…120g
ユズ(皮ごと輪切り)…1/2個
塩麹…50g
酒…50㎖
三ツ葉(葉の部分)…適量

●手作り塩麹の作り方(作りやすい分量)
密閉容器に、米麹100g、水110㎖、塩35gを入れて合わせる。常温で熟成させ、1日1回混ぜる。夏は3日、冬は7日で完成(※冷蔵で2週間保存可)。

【作り方】

密閉袋にタラと塩麹を入れて全体を馴染ませ、冷蔵庫で30分ほどおく。
「ザ・ココット」に大根を敷き詰め、①のタラをのせ、浸け液も入れる。アサリとユズものせ、酒を加える。
蓋をしてコンロにかけ、「オートメニュー」の「無水調理」を選択。沸騰後の調理時間を「10分」に設定して点火する。
器に盛り、三ツ葉をのせる。

無水調理モードで煮る

『発酵ルパン』の山﨑誠生さん『発酵ルパン』店主 山﨑誠生さん
日本酒専門店『山中酒の店』の系列店で約8年間修業し、2020年に独立。登録文化財・寺西家阿倍野長屋とその蔵を改装した趣のある空間で、発酵の奥深さが感じられるメニューを提供。各地の酒蔵との親交も深い。

■店名
『発酵ルパン』
■詳細
【住所】大阪府大阪市阿倍野区阪南町1-50-23
【電話番号】06-7222-0139
【営業時間】12:00~13:30入店(水~日曜)、17:00~21:30(LO)
【定休日】月曜・祝日

掲載号
あまから手帖2022年12月/バツグン酒場

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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