パティスリー『エトネ』のパイナップルのエピスコンポート

パティスリー『エトネ』のパイナップルのエピスコンポート

あまからCookingアーカイブ

2023.07.06

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)より、今作りたい簡単レシピをご紹介していきます。今回はこの時期にぴったりの冷たいスイーツ、パイナップルのコンポートをパティスリー『エトネ』の多田征二さんに教えていただきました。

目次

今、食べたいパイナップル 夏の香りのコンポートに パイナップルのエピスコンポートのレシピ 店舗情報

今、食べたいパイナップル

皆さん、パイナップルはお好きですか? 最近、新ショウガのビネガーとパイナップルを和えた前菜をいただいてその爽やかな味にハマり、生のパイナップルが個人的なブームです。爽やかな甘みと酸味にトロピカルな香り、何といってもジューシーさが魅力ですね。ビタミンや食物繊維も豊富で、お肉の消化を助ける効果があったりします(酢豚に入れる・入れない問題もありますね…)。

夏の香りのコンポートに

そんな生のパイナップルを主役に、エキゾチックなスパイスの香りを纏わせたエピスコンポートを教えていただきました。シナモン、クローブの甘く爽やかな香りは暑い夏にぴったり。「パイナップルの味が移ったシロップは、凍らせてから削ってグラニテにしても美味しいですよ」と多田さん。コンポートはバニラアイスやヨーグルトに添えたり、グラニテと一緒に盛ればおしゃれなおもてなしデザートになります。

「エトネ」多田征二さん『阪急インターナショナル』に勤務した後、『神戸北野ホテル』で製菓長を務め上げ、2016年に独立。長年の修業経験を生かし、洗練されたビジュアルと味が魅力のスイーツを作り続けている。現在は焼き菓子に特化し、週末のみの販売に。

パイナップルのエピスコンポートのレシピ

パイナップルのエピスコンポートのレシピ

【材料】4人分

パイナップル(果肉)…300g

〈A〉
水…400ml
白ワイン…100ml
グラニュー糖…100g
シナモンスティック…1~2本
クローブ…3~4個

ミントの葉…適量

【作り方】

パイナップルを縦4等分に切り、〈A〉と共にココットダッチオーブンに入れる。ミントの葉を適量加えて蓋をし、水なし両面焼グリルに入れる。「ココットダッチオーブン」モードを選択、グリルタイマーを12分に設定して煮る。
庫内から出してそのまま冷めるまでおき、バットなどに移して冷蔵庫で冷やす。1.5cm厚さに切って器に盛り、煮汁をかける。適当な長さに切ったシナモンスティック、クローブ、ミントの葉を添える。


ココットで煮るココットダッチオーブンは保温効果が高いので、じっくり冷ませるので、中までしっかり味が馴染みます。

【このレシピの便利機能が使えるコンロはコチラ】 ※2019年8月号掲載レシピのため、機種が異なる場合があります。

■店名
『エトネ』
■詳細
【住所】兵庫県芦屋市大桝町5-21
【電話番号】0797-62-6316
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】月~金曜(土・日曜のみ営業)
【公式サイト】https://etonne-ashiya.com/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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