大阪・新梅田食道街で「球磨(くま)焼酎」フェア開催中

大阪・新梅田食道街で「球磨(くま)焼酎」フェア開催中

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2023.11.01

文:佐藤良子 / 撮影:桂 裕幸、齊藤亜由美

PR:主催/熊本県大阪事務所、企画運営「あまから手帖」

大阪駅と阪急大阪梅田駅との間に100軒近くがひしめき合う、奇跡の飲食店街「新梅田食道街」。この中から「あまから手帖」がセレクトしたバラエティー感ある実力派5軒で熊本の米焼酎「球磨(くま)焼酎」が飲めるフェアを11月1日~30日までの約1カ月開催します。熊本食材を使った料理と共に、球磨焼酎をじっくり味わってみてください!

目次

駅近の名居酒屋で人吉ハイボール/1F『立ち呑み 奴』 個室利用もできる便利な居酒屋で一杯/1F『季節料理 三起(みつおき)』 豚ホルモンに合わせたくなるソーダ割り/1F『ホルモン こてつ』 ベトナムと和の惣菜が球磨焼酎に合う!/2F『日越居酒屋 木曽路』 名物・合鴨の串に「大石」の焼酎を/1F『焼き鳥 大阪一とり平本店』

駅近の名居酒屋で人吉ハイボール/1F『立ち呑み 奴』

「フェア中は全26蔵の焼酎を各1銘柄ずつ並べて、カウンターにずらっと球磨焼酎コーナーを作ります! その方がお客さんも喜んでくれはるでしょ」と破顔一笑するのは、「新梅田食道街」の会長を務める『立ち呑み 奴』店主の森山裕次さん。創業70余年、元は食堂を営んでいたという祖母の代から店を受け継ぐ三代目、妻の千鳥さんと切り盛りする名物店主だ。かつてはダークダックスばりにぎゅうぎゅう詰めだったが、今はゆとりをもって立ち呑みが楽しめるように。祖母から学んだというおばんざいやアテの数々は素材にこだわり、濃厚で甘めの味わい。球磨焼酎をロックで、水割りで、注目の“人吉ハイボール”で、と飲み比べながらつまむのに最適だ。
森山さんが惚れ込む素材、熊本・葦北(あしきた)『高田蒲鉾』の生ちくわは、熊本産ハモを贅沢に使う旨みとモチモチ食感に唸る。天ぷら400円。球磨焼酎は水割り400円~。

『立ち呑み 奴』
【電話番号】06-6312-6703
【営業時間】12:00 ~ 22:30(LO)
【定休日】日曜休

個室利用もできる便利な居酒屋で一杯/1F『季節料理 三起(みつおき)』

発祥は北新地の割烹料理店。1980年、食道街に出す際に「季節料理の店を謳い、よりカジュアルにしました」と三代目店主・松上則彦さん。純白の割烹着の板前が仕立てる料理は、全国から届く上質な素材をあらゆる調理法で。その数、迷って楽しい100品超え。タレやポン酢に至るまで自家製が信条だ。気軽にして割烹然とした品々がたまらない。この9月には最大26名までの個室も完成。これからの季節に覚えておきたい手札である。ところで松上さんは熊本地震の際、復興支援に尽力した縁から「くまもと逸品大使」を務め、山海の恵み豊かな熊本県産素材の魅力を拡散。蔵まで足を運び、見聞を広げた球磨焼酎の美味しさも教えてくれる。八代産の太刀魚は厚切りと糸造りを盛り合わせる造り1380円のほか、太刀魚を自家配合の打ち粉を纏わせキツネ色に焼くバター焼きも。球磨焼酎は「白岳」500円が定番。

『季節料理 三起』
【電話番号】06-6315-9441
【営業時間】15:00 ~ 22:30(LO)※個室の場合は13:00 ~も可。(3名以上)
【定休日】無休(12/31 、1/1 を除く)

新梅田食道街2店左から/『立ち呑み 奴』森山裕次さん、『季節料理 三起』松上則彦さん

豚ホルモンに合わせたくなるソーダ割り/1F『ホルモン こてつ』

今年3月創業の新鋭にして、昭和レトロな雰囲気が懐かしいホルモン立ち呑み。柔和な店長・助永順義(のぶよし)さんがカウンター正面の鉄板で焼く豚ホルモンは、濃厚な旨みに定評のある島根県産石見ポークを一頭買いし、自社工房で部位分けから内臓の掃除、カット、串打ちまでを素早く行うため、鮮度の良さに自信アリ。噛み締めるごとにジュワジュワと甘い脂がにじむ小腸周辺の部位である菊アブラやムチムチのフワ(肺)など、風味・食感が異なる希少部位をコクのある甘辛い秘伝のタレで。そこに合わせたいのは、米焼酎にカルダモンを漬け込んだ豊永酒造「カルダモンTAKE7」のソーダ割り。スパイス特有の青い清涼感が、秘伝のタレや山椒にこだわる自家製七味と感動的に合う。ホルモン串は各2本380円~。カルダモン焼酎のソーダ割り480円。

『ホルモン こてつ』
【電話番号】06-6364-2255
【営業時間】16:00 ~ 22:30(LO) 
【定休日】日曜休

ベトナムと和の惣菜が球磨焼酎に合う!/2F『日越居酒屋 木曽路』

おでんと鮮魚の居酒屋として50年余。激安ランチバイキングの店としても長年愛されてきたが、コロナ禍中の余暇を利用しベトナム人スタッフに祖国の料理を作ってもらったところ「美味しくて!」と女将さん。以来、おでんや造りといった居酒屋の定番に混じってベトナム料理が増え、揚げだし豆腐なら和風とベトナム風が選べるなど、バラエティー化。蕎麦屋の名残を感じる店名からは想像もつかないストーリーが面白い。料理を担うホアン・ティトさん新作のゴイガーは南ベトナムで親しまれる和え物。パクチーや色とりどりの野菜に蒸し鶏の旨みや炒ったナッツの香ばしさが響き、チリ入りのソースで和える。甘酸っぱい味わいとフルーティーでドライな球磨焼酎の相性に驚かされる。「ベトナム現地よりも日本人に合わせて甘めの味付けにしています」とティトさん。爽やかな冷菜のゴイガー650円。パクチーの青い香りにも寄り添う球磨焼酎550円~。

『日越居酒屋 木曽路』
【電話番号】06-6312-4448
【営業時間】16:00 ~ 22:30(LO)
【定休日】日曜休

名物・合鴨の串に「大石」の焼酎を/1F『焼き鳥 大阪一とり平本店』

創業は1952年。戦後、物資が少ない時代に初代が高級食材の合鴨に着目し、鴨を中心とした焼き鳥を提供。強火の炭火で旨みと脂を落とし過ぎないよう焼く串は、鴨らしい力強い味と弾むような歯触り、ほとばしる肉汁にスッキリとした「大石」の球磨焼酎がピタッと寄り添う。壁に掲げられた「ネオ・ドンドン」「ネオ・ポンポン」など、気になる謎のメニュー名は初代が「お客さんと会話が生まれるように」と考案した、ハツやボンジリなど部位を意味するネーミング。そんなユーモアも味も技術も三代目中村元信さんら熟練のスタッフが継承している。今やこの店以外に「総本店」「北店」「中店」に加え、ワインバーまであって「食道街」の一大勢力。長年愛され続ける店だ。ミンチ3種盛り660円は鶏ミンチを詰めた熊本県産ピーマン、鴨ミンチを詰めるレンコン、紫蘇と共に練る鶏ミンチのつくねを盛り合わせに。球磨焼酎ロック550円~。

『焼き鳥 大阪一とり平本店』
【電話番号】06-6312-2006
【営業時間】15 :00 ~ 22:00(LO)(土曜は12:00 ~ 21:30(LO)、祝日は12:00 ~ 20:30(LO))
【定休日】日曜休(祝日の場合は翌日の月曜休)

新梅田食道街3店左から/『ホルモンこてつ』助永順義さん、『日越居酒屋 木曽路』ホアン・ティトさん、『焼き鳥 大阪一とり平本店』中村元信さん

あまから手帖2023年11月号

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