イタリアワイン&オリーブオイルの楽しさ。商談会に行ってみた

イタリアワイン&オリーブオイルの楽しさ。商談会に行ってみた

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2023.11.30

文・撮影:あまから手帖編集部

PR:イタリア大使館

目次

世界トップクラスの生産国 個性が際立つ1本

世界トップクラスの生産国

ご存知の方も多いと思いますが、イタリアといえば、ワイン、オリーブオイル、共に世界最大級の生産国。ワインは20州全土で作られ、ブドウの土着品種も500を超えます。イタリアワインといえば、王と称される「バローロ」、女王と呼ばれる「バルバレスコ」などが特に有名ですね。一方のオリーブオイルもまた、プーリア州やカラブリア州などをはじめとして、良質の産地を多数有しています。イタリア料理には欠かせないもので、味の異なる数種を使い分ける家庭もあるほど、身近な食材なんですよ。

2023年11月20日、そんなイタリアワインとオリーブオイルの商談会が行われました。食品・飲食業界の方しか入れないこのイベント。その様子の一部をご紹介します。

個性が際立つ1本

会場となったのは、都会の絶景を臨む「コンラッド大阪」38階。広々としたフロアに、30を超える生産者が出店し賑わっていました。

商談会会場1

商談会会場2

出品者は皆さん、気さくに声をかけてくださるので、進められるままに楽しく試飲を重ねてしまいました。そのなかからいくつか…。

オリーブオイル

こちらは「ヴァリッロ エクストラヴァージン オリーブオイル」。クリスマスカラーが人気で、ジャケ買いする人も多いのだとか。味見させていただいたのはこれから出荷されるもので、瓶詰が終わったばかりの出来立てほやほや。グリーンな香りが立ち、カップで飲めるくらいフレッシュな味わいは感動ものでした。

モンキエロ

イタリア北西部、ピエモンテ州バローロの中心地で家族経営をしている生産者、モンキエロ・フラテッリ。ブドウ栽培から販売までを一貫して行い、厳しい審査をクリアした生産者だけが認められるFIVIにも加盟しているとか。次男さんに4種類のワインを飲み比べさせていただきましたが、いずれもブドウそのものの味を感じる、飲みやすくて美しいワイン。個人的な好みとしては「ドルチェット ダルバ」が果実味、酸、タンニンのバランスがよく、シンプルにスッと舌に馴染む美味しさでした。

サッレーミ・ジョヴァンニ

こちらはイタリア西南部に浮かぶシチリア島のワイナリー、サッレーミ・ジョバンニ。昔ながらのプロセスを大切に守りつつ、2022年の収穫からは有機認証を取得しています。「年代ごとの味を感じて!」と次々試飲させてくださったものは、いずれも飲みやすいのですが、なかでも「カントゥーラ1975」(写真左)は軽やかさの中にもアロマティックで妖艶な香りが印象に残っています。

ビクシオ・ポデーリ

最後は、ちょっと珍しいワインを。干しブドウを使って伝統的な製法で作られる「アマローネ」。ヴェネト州の限られた生産者が作り、希少ゆえにかつては王侯貴族しか飲めなかったといわれています。こちらの200年の歴史を持つビクシオ・ポデーリの1本は、程よい渋みと甘みをもつ複雑な味わいが魅力的でした。

日常的に見かけるイタリアワインですが、飲み比べるとその奥深さ、幅の広さを実感します。店頭やレストランなど、機会があればぜひ複数飲んで、お好みの味を見つけてくださいね。

■詳細
【公式サイト】https://www.ice-tokyo.or.jp/bvbo2023/

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