イタリアンの名シェフ3人が監修したレシピ本が刊行!

イタリアンの名シェフ3人が監修したレシピ本が刊行!

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2023.02.03

文:「あまから手帖」編集部・松崎聖子

京都の料理研究家・武田雅代さんがレシピ本を刊行。「Vena」「cenci」「Obase」のシェフが監修し、お家で手軽に作れるイタリアンを教えます。

目次

シンプルなのに本格的な47品のレシピを掲載 書籍情報

シンプルなのに本格的な47品のレシピを掲載

武田さんは京都の古門前で、健康的で簡単に作れるイタリアンを教える「料理研究所武田」を主宰。3店のシェフに料理教室を開いてもらう予定がコロナ禍で中止となり、「せっかくお声がけしたシェフと協働してレシピを作り、自宅にこもるだけでなく、お料理を楽しむきっかけになれば」と本の刊行を実現させました。

紹介されている47皿は、本格的なイタリアンなのに材料は手に入りやすいものばかりで、作り方もシンプル。昆布だしやちりめんじゃこ、ぶぶあられなど京都らしい素材も使っています。

内容どれも作りたくなるような魅力的な料理ばかりです

「Vena(ヴェーナ)」の早川大樹シェフは、「冷製フェデリーニ 焼き茄子と真鯵のタルタル添え」「蛍いかとカリフラワーのパニーニ」など自店同様にワインによく合う先鋭的なレシピを紹介。

発酵の名手である「cenci(チェンチ)」の坂本健シェフは、ヨーグルトで作る中東のソースを用いる「茹で豚のサラダ タヒニソース」、「味噌とピーナッツのキャラメル」など発酵食品を随所に活かしています。

野菜を多用する「Obase(オバセ)」の小長谷英之シェフは、「豚のラグーソース たたき胡瓜のスパゲッティ」「帆立と蛍いか 野菜たっぷりの酒粕風味のズッパ」と彩りも豊かな皿を提案。

前菜からデザート、コースメニューまで、普段使いにもおもてなしにも活用できるレシピが満載。写真は「あまから手帖」でも活躍中のカメラマン・ハリー中西さん。調理の工程カットも掲載しているので、料理が苦手な人も失敗しないはずです!

表紙書店ほか、Amazonなどで販売

■書名
『お家で楽しむ京都イタリアン Piacere(ピアチェーレ)』
■詳細
【概要】B5判、オールカラー、128ページ、3800円
【発行日】2022年11月
【著者】料理研究所武田
【監修】坂本健 小長谷英之 早川大樹
【撮影】ハリー中西
【出版社】永末書店

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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