ごはん同盟のエスニック風おにぎりピカタ
あまからCookingアーカイブ
猛暑が続きますが、ごはん食べていますか?「夏こそ、ごはんを炊きましょう!」と声を上げるのは、炊飯系フードユニットとして活躍する「ごはん同盟」のしらいのりこさん、シライジュンイチさんご夫妻。ごはんをこよなく愛するお二人に、夏にぴったりな多彩なごはんレシピを教えていただきます。
水飯(すいはん)をご存知?
水飯(すいはん)とは、ごはんに水をかけていただく食事のこと。サラサラといただけるので、暑くて食欲の出ない時にぴったりの食べ方なんです。冷やごはんをサッと洗って粘りを取ってから、氷水と好みの漬け物などをのせるだけ。ちなみにごはん同盟のしらいのりこさんイチオシは、「鯖の水煮缶を汁ごとかけて、味噌をひと匙とすりゴマをかけたもの。アボカドと塩昆布の組合せもぜひお試しを!」。
夏の季語でもある「水飯」。冷たいだしやお茶をかけても。キュッと締まったお米の味をぜひお楽しみあれ。
ごはんを食べて暑い時期を元気に乗りきってほしい! と考案いただいたごはんメニューの第二弾、夏休みごはんにぴったりのご馳走系おにぎりです。パクチーやナンプラーが香るエスニック風と、ケチャップ味に干し桜エビやフライドオニオンなどを加えたナシゴレン風の2種。ごはんは炊き立てでなくてもOK。冷めても美味しいのでお弁当にもオススメですよ。
エスニック風おにぎりピカタのレシピ
【材料】2種各2個分
白ごはん(炊飯機能で炊いたもの)… 1合
〈A〉エスニック風
チリメンジャコ … 5g
白ゴマ … 小さじ1/2
パクチー … 1/2本
ナンプラー … 小さじ1/2
塩 … 少々
〈B〉ナシゴレン風
干し桜エビ … 大さじ1
フライドオニオン … 大さじ1
ケチャップ … 大さじ1
オイスターソース … 小さじ1
カレー粉 … 小さじ1/4
溶き卵 … 2個分
米油 … 大さじ1
【作り方】
- ①
- 白ごはん半合分に〈A〉を加え、さっくり混ぜる。2等分して平たく丸める。
- ②
- 白ごはん半合分に〈B〉を加え、さっくり混ぜる。2等分して平たく丸める。
- ③
- ①、②を溶き卵にくぐらせる。
- ④
- フライパンに米油を熱し、「温度キープ機能」を130℃に設定する。焼き色が付くまで③の両面を焼き、器に盛る。
右/130~220℃まで10℃単位で油温をキープしてくれる便利な機能「温度キープ機能」。じわじわ火を通して玉子をふっくら焼き上げる適温は130℃。慣れない低温もこの機能を使えば簡単にコントロールできます。
ごはん同盟のご紹介
「ごはん同盟」しらいのりこさん、シライジュンイチさん
新潟で生まれ育ったご夫婦が、お米の美味しさを伝えるべく結成したフードユニット。のりこさんが調理担当で、実家が米農家というジュンイチさんが企画担当。お得意は、お米料理とごはん&日本酒に合うおかず。雑誌やテレビなどで活躍のほか、「おかわりは世界を救う」という信念のもとに各地で炊飯教室などを精力的に開催。「ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65」(山と渓谷社)、「お弁当はこれでいいのだ」(オレンジページ)など、著書多数。8月に新著「ストウブで米を炊く」(誠文堂新光社)を上梓予定。
【HP】https://gohandoumei.com/
Writer ライター
あまから手帖 編集部
amakara techo