レシピとエッセイの料理本、「ワイン家のオーブン料理」。

レシピとエッセイの料理本、「ワイン家のオーブン料理」。

インフォメーション

2023.03.06

文:「あまから手帖」編集部

信州の山間の村で暮らすワイン一家の娘で、料理人であるワインあけびさん初の料理本。約40種のオーブン料理レシピとワイン家の物語が綴られたエッセイが織りなす、唯一無二の一冊です。

目次

レシピ×エッセイの類稀な料理本 書籍情報

レシピ×エッセイの類稀な料理本

本書の著者、ワインあけびさんはフランスやイタリアのレストランでも働いた料理人。
チェコスロバキア出身でストーブ作家の父・イエルカさんと織物作家の母・悦子さんと、自然豊かな信州の山間で暮らす。幼い頃からイエルカさんが作ったストーブが身近にあり、いつしか備え付けられたオーブンで料理するようになったという。

この本には、そんなとっておきのオーブン料理約40品のレシピとともに、美味しい記憶や、ワイン家の自然と共存する丁寧な暮らしぶりが伺えるエッセイが折々に挿まれていて、レシピへの期待を更に上げてくれる。

紹介される料理はすべて薪ストーブで作られているが、ガスや電気のオーブンでも同様のレシピで作ることができるのも嬉しい。

ただのレシピ本ではない、心も体も温まる一冊だ。

「ワイン家のオーブン料理」書影「ワイン家のオーブン料理」。

■書籍名
『ワイン家のオーブン料理』
■詳細
【概要】A5変形、オールカラー、160ページ、2530円
【発行日】2022年12月14日
【著者】ワインあけび
【出版社】リトルモア

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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