
プリッシャキッの蒲鉾が、パンと出合いました
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神戸の『丸八蒲鉾』は、今年の夏で創立100周年を迎える老舗蒲鉾店。焼いて食べる新感覚のフロマージュ蒲鉾を誕生させるといった、4代目ご夫婦のチャレンジングな取り組みが話題を呼んでいます。そして5月に、実力派ベーカリーとコラボした蒲鉾サンドを誕生させました。
100年続く神戸の蒲鉾店
魚自慢の街・神戸には蒲鉾店が点在しています。大正12年に創業、大安亭市場近くに店を構える『丸八蒲鉾』には、個性豊かな“天ぷら”がベーカリーのように並んでます。神戸中央市場で仕入れたハモとイトヨリダイを、生から捌いてすり身にする昔ながらの製法で作る蒲鉾は、むっちりと柔らか。淡路玉ネギ、紅ショウガ、タコやアサリが入ったものなど…、バラエティーに富んだ天ぷらは、神戸っ子だけでなく、プロの料理人からも支持を集めています。
えびしそレンコン天サンド
そんな『丸八蒲鉾』は、2023年8月で100周年を迎えます。「老舗の看板に甘んじることなく、新しいチャレンジをしていきたい」と語る、4代目店主・豊永雄一郎さんと奈津紀さん。今回挑んだのは、何と蒲鉾を挟んだパン!
阪神梅田本店にある『THE STANDERD BAKERS』とタッグを組み、人気ナンバー1の蒲鉾「えびしそレンコン天」を挟んだサンドを完成させました。ちなみにこの「えびしそレンコン天」は2017年に販売開始以来累計15万食も売れている看板商品です。
弾力のあるハモ入りのすり身に、エビのプリプリ、レンコンのシャキシャキという食感が楽しく、大葉の爽やかな香りがふわっと。そんな「エビしそレンコン天」を受け止めるのは、北海道産「ゆめちから」と「きたほなみ」の2種の小麦粉を使ったシンプルなパン。噛み締めるとふっくらで歯切れのいいモチッと感もあり、レンコンやエビの食感も鮮やかに際立ちます。主役の蒲鉾を光らせる名脇役!
片手で手軽に食べられるので、ランチやピクニックにも。販売は『THE STANDERD BAKERS 阪神梅田本店』のみ。販売期間は未定ですが、この機会に新感覚の蒲鉾パンを味わってみてください!
丸八蒲鉾 えびしそレンコン天サンド1個454円(税込)。販売は阪神梅田本店1階パンテラス内にある『THE STANDERD BAKERS 阪神梅田本店』。
■店名
『丸八蒲鉾 本社工場直売所』
■詳細
【住所】兵庫県神戸市中央区東雲通5-2-8
【電話番号】078-231-2009
【営業時間】9:30~17:00
【定休日】日曜、祝日
https://maruhachikamaboko.jp/
Writer ライター

あまから手帖 編集部
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