プリッシャキッの蒲鉾が、パンと出合いました

プリッシャキッの蒲鉾が、パンと出合いました

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2023.06.13

文:「あまから手帖」編集部 / 画像提供:丸八蒲鉾

神戸の『丸八蒲鉾』は、今年の夏で創立100周年を迎える老舗蒲鉾店。焼いて食べる新感覚のフロマージュ蒲鉾を誕生させるといった、4代目ご夫婦のチャレンジングな取り組みが話題を呼んでいます。そして5月に、実力派ベーカリーとコラボした蒲鉾サンドを誕生させました。

目次

100年続く神戸の蒲鉾店 えびしそレンコン天サンド 店舗情報

100年続く神戸の蒲鉾店

魚自慢の街・神戸には蒲鉾店が点在しています。大正12年に創業、大安亭市場近くに店を構える『丸八蒲鉾』には、個性豊かな“天ぷら”がベーカリーのように並んでます。神戸中央市場で仕入れたハモとイトヨリダイを、生から捌いてすり身にする昔ながらの製法で作る蒲鉾は、むっちりと柔らか。淡路玉ネギ、紅ショウガ、タコやアサリが入ったものなど…、バラエティーに富んだ天ぷらは、神戸っ子だけでなく、プロの料理人からも支持を集めています。

えびしそレンコン天サンド

そんな『丸八蒲鉾』は、2023年8月で100周年を迎えます。「老舗の看板に甘んじることなく、新しいチャレンジをしていきたい」と語る、4代目店主・豊永雄一郎さんと奈津紀さん。今回挑んだのは、何と蒲鉾を挟んだパン!
阪神梅田本店にある『THE STANDERD BAKERS』とタッグを組み、人気ナンバー1の蒲鉾「えびしそレンコン天」を挟んだサンドを完成させました。ちなみにこの「えびしそレンコン天」は2017年に販売開始以来累計15万食も売れている看板商品です。

弾力のあるハモ入りのすり身に、エビのプリプリ、レンコンのシャキシャキという食感が楽しく、大葉の爽やかな香りがふわっと。そんな「エビしそレンコン天」を受け止めるのは、北海道産「ゆめちから」と「きたほなみ」の2種の小麦粉を使ったシンプルなパン。噛み締めるとふっくらで歯切れのいいモチッと感もあり、レンコンやエビの食感も鮮やかに際立ちます。主役の蒲鉾を光らせる名脇役!

片手で手軽に食べられるので、ランチやピクニックにも。販売は『THE STANDERD BAKERS 阪神梅田本店』のみ。販売期間は未定ですが、この機会に新感覚の蒲鉾パンを味わってみてください!

えびしそレンコン天サンドヨリ丸八蒲鉾 えびしそレンコン天サンド1個454円(税込)。販売は阪神梅田本店1階パンテラス内にある『THE STANDERD BAKERS 阪神梅田本店』。

■店名
『丸八蒲鉾 本社工場直売所』
■詳細
【住所】兵庫県神戸市中央区東雲通5-2-8
【電話番号】078-231-2009
【営業時間】9:30~17:00
【定休日】日曜、祝日
https://maruhachikamaboko.jp/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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