加古川『みとろフルーツパーク』に地元食材満載のレストラン誕生

加古川『みとろフルーツパーク』に地元食材満載のレストラン誕生

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2023.10.26

文・撮影:あまから手帖編集部 

加古川『みとろフルーツパーク』は、関西最大級規模の農業公園に向けて、現在再整備を進めています。2024年4月の完成を前に10月6日、同施設のシンボル・グラスハウス(屋内型植物園)や、加古川の食の魅力が詰まった地産地消のレストラン、植物ショップが先行オープンしました。

目次

『みとろフルーツパーク』2次リニューアルオープン グラスハウスの中に地産地消レストラン お土産に植物はいかが? 施設情報

『みとろフルーツパーク』2次リニューアルオープン

加古川市にある『みとろフルーツパーク』。現在「つくる、つながる、みんなの居場所」をコンセプトに、関西最大級の大規模農業公園に向けて再整備を行っている。2023年8月の第1次オープンに続き、10月6日に2次として同施設のシンボルであるグラスハウス、地産地消レストラン、植物ショップがオープンした。

みとろフルーツパーク外観JR加古川駅からさらに車で20分ほど。住宅街からのどかな風景へと変わっていくと、大きなガラス張りの建物「グラスハウス」が見えてくる。

こちらが同施設のシンボル「グラスハウス」。館内は大小さまざまな植物が茂り、明るい陽射しの中をゆっくり歩くことができる。 “屋内公園”ということで、天候を気にせず訪れられるのが嬉しい。

みとろフルーツパークグラスハウスグラスハウスは「鑑賞から、体験へ。」がテーマということで、植物に触ったり、匂いをかいだりしてもOKというのがここの特徴だ。スロープにも植物がのびのびと侵入してきている。小さな池やベンチなど、何度でも訪れたくなるようなゆったりした雰囲気に満ちている。トックリヤシの周りには、ドリンクが飲めるカウンターも。

グラスハウスの中に地産地消レストラン

このグラスハウスの1階にあるのが、『COME‘s Restaurant&café(カムズレストラン&カフェ)』。『ローカルデベロップメントラボ』、地元の人気店『加古川ワインバル』との共同経営ということで、地域の食材をふんだんに使った焼たてピザやサンドイッチなどが味わえる。グラスハウスのイートインスペースで食べたり、テイクアウトして芝生でピクニックしたり。思い思いの楽しみ方ができる。

みとろフルーツパークレストラン50㎝の巨大ピザに、デリの種類も豊富。みとろの梅を使った梅スカッシュ、自家製ジンジャエールなども。2F(左下)やレストラン隣(右下)にある緑に囲まれたテーブルでも飲食可能だ。

みとろフルーツパーク物販エリアレストランには「加古川の食の発信拠点」という目的もあり、食材提供をしている生産者の新鮮な野菜や卵、地元産の食材を使った加工品なども販売されている。

■お土産に植物はいかが?
同時オープンした植物ショップ『FURERU(フレル)』は、鹿児島で植物や生活雑貨を扱う『Araheam (アラヘアム)』とコラボ。生活に取り入れたくなる植物やおしゃれなアイテムが揃っていて、お土産に買って帰りたくなるものがいろいろ。ちょっと植物を育てるのに自信がなくても、丁寧に教えてくれるスタッフがいるので心強い。

みとろフルーツパーク『FURERU』『FURERU』店内。

グランドオープンの2024年4月には、グランピング・キャンプエリアなどもできるとか。誰と行っても、いつ行っても楽しめる加古川のランドマークの誕生が待ちきれない。

■店名
みとろフルーツパーク(みとろの丘)
■詳細
【住所】兵庫県加古川市上荘町見土呂845-16
【電話番号】079-428-1113
【営業時間】10:00~18:00(土・日曜、祝日9:00~18:00)
【公式サイト】https://mitorohill.com/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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