甲子園球場100周年記念の生ビール「アサヒクラシック」を球場で!

甲子園球場100周年記念の生ビール「アサヒクラシック」を球場で!

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2024.04.16

文:山寺三郎

阪神電気鉄道株式会社が運営する阪神甲子園球場は4月9日、生ビール「アサヒクラシック」を発売した。阪神甲子園球場の100周年記念事業の一環として共同開発された新銘柄で、甲子園が開場した1924年のレシピをもとに、当時の味わいを再現しようという意欲作だ。“本年度だけ”“甲子園だけ”で飲めるこの生ビールには、野球ファンならずとも喉が鳴る!

目次

甲子園でしか飲めない“100年ビール” 100年越しの想いを叶えた共同開発

甲子園でしか飲めない“100年ビール”

アサヒビールがこの春、阪神甲子園球場で豪快な一発を放つ。なんと、100年前に球場で飲まれていた同社ビールのレシピをもとに、当時の味わいを再現した生ビール「アサヒクラシック」をリリースしたのだ。約3年にもわたる準備期間を経て開発されたそれは、麦芽と米を用いた深いコクと苦みを備えつつも爽やか、という特長を持ち、伝統を感じさせる味わいがかえって新しい。

このビール、1924年に開場した阪神甲子園球場の100周年記念事業の一環としてリリースされたもので、100年前のレシピも同球場の“年齢”にちなんでいる。そのレシピはアサヒビールの前身である「大阪麦酒会社」時代のもので、アサヒビールの資料室にひっそりと眠っていたという。

甲子園100年を記念するビールとあって、「アサヒクラシック」が販売されるのは、球場内や球場外周沿いの売店・飲食店、もしくはスタンドの売り子さんを介してのみ。しかも、数量限定であるうえに、販売は今シーズン限り、というレア度の高い一杯なのだ。

アサヒクラシック野球観戦といえば、やっぱりビール! 今年限定・甲子園限定の「アサヒクラシック」で盛り上がろう。(撮影:「あまから手帖」編集部)

100年越しの想いを叶えた共同開発

アサヒビール新ブランド開発部長・西村壮一郎氏は、記者発表の場で「100年前のビールが阪神甲子園球場で復活できたことに喜びを感じる」とコメントしている。というのも、阪神甲子園球場を運営する阪神電気鉄道の初代社長・外山脩造氏は、アサヒビールの創業メンバーなのだ。「いつの日かお客様に喜んでいただける共同商品を作りたい」という初代の願いは、100年を経て大きく花開いたと言える。

そして、「アサヒクラシック」のイメージキャラクターに起用されたのは、走・攻・守の三拍子が揃った阪神タイガースの切り込み隊長・近本光司選手。コマーシャルムービーでは「甲子園でしか味わえない『アサヒクラシック』で勝利に向かって乾杯しましょう」と力強いセリフを放つ。今シーズンの甲子園では、アレンパ実現を願って応援しつつ、喉が乾いたらぜひ、100年を経てよみがえった「アサヒクラシック」でおいしい観戦を!

アサヒクラシックアサヒクラシック1杯800円。客席販売員(売り子)のほか、球場内「皇蘭」「ケンタッキー・フライド・チキン」「ストライク軒NOODLE STUDIO」などで購入できる。(画像提供:阪神甲子園球場)

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