『イルプーモ』の鶏モモ肉のディアボラ風 ポテトフライ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役はイタリア料理店『イルプーモ』の仁井康博シェフ。中部トスカーナ州発祥、鶏一羽を開いた姿から“悪魔”の名を持つ料理・ディアボラ。マリネした鶏モモ肉をグリルするだけの簡単バージョンを教えていただきました。ジャガイモは冷たい油から入れて二度揚げすれば、サクふわのポテトフライになるのでぜひ試してみて。

材料

  • 2人分
    鶏モモ肉…300g
    ジャガイモ(縦8等分に切る)…1個
    [A]塩…4g
    [A]砂糖…少々
    [B]ニンニク…1/2片
    [B]ローズマリー・タイム…各1本
    [B]黒コショウ(ホール)…20粒
    [B]EXVオリーブ油…30㎖
    [C]ニンニク(皮付き)…1片
    [C]ローズマリー…2本
    ハリッサ(唐辛子のペースト)・小麦粉・米粉・揚げ油…各適量

作り方

1
鶏モモ肉に[A]を振り、擦り込んで馴染ませる。[B]を入れたバットに浸し、冷蔵庫に3時間ほどおく。
2
「ココットプレート」にフォークで穴を開けた1の皮を上にしてのせ、蓋をする。水なし両面焼グリルに入れ、「オートメニュー」「とりもも焼き」、焼き加減「標準」を選択して焼く。
グリルで鶏肉を焼く
鶏モモ肉を焼く際は「オートメニュー」で。グリル用「ココットプレート」にのせて、好みの焼き加減を選択すれば、自動調理で皮はカリッとジューシーに焼き上がります。
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3
ジャガイモは水にさらしてザルに上げ、キッチンペーパーで水気を拭く。ボウルに小麦粉と米粉を同量ずつ合わせ、ジャガイモの表面全体に薄くまぶす。
4
冷たい揚げ油に③と[C]を入れ、「温度キープ機能」を140℃、タイマーを10分に設定して点火する。設定温度になり、タイマーが残り8分になればローズマリーを取り出す。ジャガイモとニンニクは終了時間まで揚げ、バットに取り出す。
フライドポテトを揚げる
温度キープ機能を使えば、140℃の温度も楽に設定できます。二度揚げの温度変更もボタンを押すだけ!
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5
揚げ油を「温度キープ機能」で180℃に設定し、④のジャガイモを二度揚げする。
6
器に②を盛り、④のローズマリー、⑤のニンニク、ハリッサを添える。
鶏モモ肉のディアボラ風 ポテトフライ完成
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profile

『イルプーモ』店主

仁井康博さん

加古川市出身。大学卒業後、神戸のイタリア料理店を経て渡伊。トスカーナ、プーリア、ピエモンテ、ヴェネト、アブルッツォ州など全9軒で約4年半修業しながら全土の料理を食べ歩く。2018年に甲子園口ほんわか商店街に自店を構える。明石『つる一』の魚介をはじめ、旬の素材を軸に、各地の郷土料理をアラカルトで提供。ワインはもちろん、チーズや食後酒も各地のものを揃え、イタリア食文化の魅力を伝える。今も現地を訪ねて郷土料理を研鑽し、メニューをブラッシュアップしている。

使用したコンロはクラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。