
『あべのハルカス近鉄本店』お菓子売り場がリニューアル。百貨店初&関西初が続々!
洋菓子を中心に9ブランドが初登場!
「何度でも行きたくなる、毎日が楽しいデパ地下」をコンセプトに、『あべのハルカス近鉄本店』タワー館B1のお菓子売り場が、6月11日より順次リフレッシュオープンします。
特にトレンドのサイクルが早く、新ブランドの登場が多い洋菓子を中心に、「百貨店初登場」や「関西初登場」「近鉄本店限定」といったコンテンツを提供できる9つの新ブランドがお目見え。
近年のスイーツのトレンドである「専門性」をキーワードに、バターサンド専門店、スコーン専門店といった注目の専門店が多数登場します。
あの話題のスイーツが百貨店に!?
「百貨店初登場」の中でも最注目は、SNSでフォロワー11万人、インターネットの抽選販売で即完売するほどの人気で、船場にあった実店舗からこの度『あべのハルカス近鉄本店』に移転する『スコーン専門店KODAMA』。
「口の水分を全て奪う小麦粉の暴力」のコピーで知られ、北海道産小麦と北海道産バターを使い、水分を少なめに焼き上げることで小麦の香りを前に。厨房がある店でしか提供していない進化系スコーン、ピスタチオアーモンドチョコレートも『あべのハルカス近鉄本店』限定で登場します。今後は「小麦粉の品種違いのスコーンも登場するかも?」というからワクワクが止まりません。
続いて注目したいのは、これまでネットでの販売やポップアップを中心としていた進化系バターサンド専門店の『積奏バターサンド』による、初の常設店。
サブレ生地の間に2種のバタークリームとキャラメリゼしたナッツなどをサンド。それぞれのフレーバーやナッツの組み合わせの妙が素晴らしく、食べる箇所で食感や香りが違うから、食べ飽きないおいしさ。
極限までホイップするというバタークリームもフワッと口溶けが良く、バターサンドの概念が変わります。絵画のような色彩やパッケージも特徴なのでギフトにも最適です。
懐かしくて新しい、日本のおやつが嬉しい
和菓子の中で注目したいのは『こぐま商店』。
創業90年を誇る手焼きせんべいや創業150年の豆菓子、創業80年の蕎麦ぼうろ、農家が作る米と野菜のスナックなど、安心安全の素材で職人が作る昔ながらの“おやつ”をキュレーションする河内長野発の「日本のおやつ専門店」。
国産米100%の生地を伝統的な鉄板焼きで1枚ずつ手焼きするおかき「クマオカキ」シリーズなど、ついポイポイ口に放り込んでしまう小さなサイズや優しい味わいに誰もが楽しめます。
NY進出の有名ブランドなども
この他、横浜あざみ野発、バラをモチーフにしたラングドシャやラズベリーローズフィナンシェが人気の焼き菓子専門店『J.DEUX CERCLE』や東京・日比谷のラグジュアリーカフェによる洋菓子専門店で、宝石をテーマにしたケーキが目を惹く『THE BLUE』。『源 吉兆庵』グループがNYで展開するブランドで、ビターキャラメルパイがスペシャリテの『K.MINAMOTO』など、話題がいっぱい。
「チャレンジスペース」新設、既存ブランドもリニューアル
さらにポップアップスペースも新設。
通常、1週間程度のポップアップが多いところ1ヶ月〜最大3ヶ月出店し、人気店を長期で楽しめる「トレンドスペース」とまだあまり知られていない面白いブランドや、新進気鋭のパティシエが立ち上げた新しいブランドを紹介する「チャレンジスペース」が新たに登場します。
この他、既存の人気スイーツ14ブランドも続々リニューアルオープン。タワー館地下1階をうろうろするだけでも楽しいこと間違いなし。ぜひお気に入りのお菓子を見つけてください。
writer

佐藤 良子
satoryoko
料理取材に徹して20年の食ライター。歴史が好きなため、料理史の観点から見るレストラン取材がライフワーク。日々賑やかな小学生2児の母。
instagram@ryocosugar
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