『イルプーモ』のポルペッティーニとフレッシュトマトのオーブン焼き

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役はイタリア料理店『イルプーモ』の仁井康博シェフ。南イタリア・プーリア州のポルペッティーニ(肉団子)とトマトのオーブン焼きをご紹介します。フレッシュトマトとチーズがとろけてソース代わりに! 肉団子は豚挽肉100%で作るとふんわりと柔らかく、家族みんなで食べられる優しい味わいになります。

材料

  • ザ・ココット1台分
    [A]豚ミンチ肉…500g
    [A]ソフリット(※下段参照)…80g
    [A]溶き卵…1個分
    [A]パルメザンチーズ…20g
    [A]塩…6g
    [A]黒コショウ・ナツメグ・ニンニク(各パウダー)…各少々
    [A]イタリアンパセリ(みじん切り)…適量
    [B]パン粉…30g
    [B]牛乳…50㎖
    トマト(輪切り)…2個(約250g)
    ピザ用チーズ…110g
    パルメザンチーズ…10g
    イタリアンパセリ(みじん切り)・塩・小麦粉・揚げ油…各適量
  • ●ソフリットの作り方(作りやすい分量)
    「ザ・ココット」に玉ネギ(みじん切り)400gとオリーブ油30㎖を入れて蓋をする。コンロにかけ、オートメニュー「無水調理」を選択し、沸騰後の調理時間を30分に設定して点火する。蓋を開け、弱火で水分を飛ばす(※冷凍で1カ月保存可。煮込み、パスタソースに加えても)。

作り方

1
肉団子を作る。ボウルに[A]を入れて混ぜる。合わせた[B]も加えてよく混ぜる。3cm大に丸め、小麦粉を薄くまぶす。
2
「温度キープ機能」で180℃に設定した揚げ油に①を入れ、色付くまで揚げる。
肉団子を揚げる
揚げると旨みがアップ!後から煮込むので、揚げるのは表面が色付くまででOK。
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3
「ザ・ココット」にトマト半量を並べ、軽く塩を振る。②をのせ、残りのトマトを重ねて軽く塩を振る。ピザ用チーズをのせてパルメザンチーズを振り、蓋をする。水なし両面焼グリルに入れ、「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択、温度を200℃、タイマーを15分に設定して点火する。
トマトを並べる
「ザ・ココット」は、コンロでもグリルでも使用できる便利な調理鍋。肉団子とトマトのオーブン焼きもわずか15分で絶妙な焼き上がりに。
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4
蓋を開け、イタリアンパセリを散らす。
ポルペッティーニとフレッシュトマトのオーブン焼きの完成
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profile

『イルプーモ』店主

仁井康博さん

加古川市出身。大学卒業後、神戸のイタリア料理店を経て渡伊。トスカーナ、プーリア、ピエモンテ、ヴェネト、アブルッツォ州など全9軒で約4年半修業しながら全土の料理を食べ歩く。2018年に甲子園口ほんわか商店街に自店を構える。明石『つる一』の魚介をはじめ、旬の素材を軸に、各地の郷土料理をアラカルトで提供。ワインはもちろん、チーズや食後酒も各地のものを揃え、イタリア食文化の魅力を伝える。今も現地を訪ねて郷土料理を研鑽し、メニューをブラッシュアップしている。

使用したコンロはクラスSプレミア[R]シリーズ

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