巨大水槽も!大阪・関西万博で近大とサントリーがタッグを組む養殖魚・特化型のお店へ

『近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 大阪・関西万博 ウォータープラザ店』と、長〜い店名のこちらは、サントリーが『学校法人近畿大学』と共創する、養殖魚専門料理店だ。天然資源に頼らない完全養殖魚や、近畿大学オリジナルのサラブレッド魚を用いた海鮮料理が揃う。海の恵みを未来につなげる、美味しい発見が待っています。

近大卒のサラブレッド魚を味わう!

海をイメージしたファサードを通り抜けると、巨大な水槽が目に飛び込む!そこには、近畿大学水産研究所で養殖する、大学として世界で初めて完全養殖に成功したニホンウナギの展示も。生簀を模した映像演出も楽しく、コンセプトは「人生で初めて食べる魚に出会う」。

刺身
「近大マグロと近大卒の魚 お造り盛り合わせ」4200円。近大マグロ(トロ身、赤身)、ブリヒラ、クエタマ、マダイ、シマアジの盛り合わせ。
10

海をイメージしたファサードを通り抜けると、巨大な水槽が目に飛び込む!そこには、近畿大学水産研究所で養殖する、大学として世界で初めて完全養殖に成功したニホンウナギの展示も。生簀を模した映像演出も楽しく、コンセプトは「人生で初めて食べる魚に出会う」。

内観
映像や光・音響によって海底をイメージした幻想的な空間を演出。
クエタマとブリヒラ
ラブレッド魚「クエタマ」をはじめ、ブリとヒラマサを交配させた「ブリヒラ」もメニューに登場する。
10

関西人にはお馴染み、世界で初めて完全養殖に成功した「近大マグロ」をはじめ、珍しいところでは高級魚のクエとハタ科のタマカイを掛け合わせた魚種「クエタマ」といった「サラブレッド魚※」も。クエらしい淡泊で上品な旨みをもちながら、成長が早く養殖効率が良いという利点がある。

※「サラブレッド魚」とは近畿大学が創作した造語であり学術的には交雑魚。

サラブレッド魚と「近大マグロ」をどちらも味わえるメニューが、「近大サラブレッド魚と近大マグロの紅白手桶寿司」だ。寿司飯の上には近大マグロのトロ身や赤身、さらにはサラブレッド魚のクエタマ、ブリヒラ、キンダイが敷き詰められ、食べ応えしっかり。 天然水産資源に頼らず、自然界への影響の少ない持続可能な養殖業の研究に長年取り組む近畿大学は、日本が世界に誇る大学のひとつ。完全養殖魚やサラブレッド魚を通じて「新しい食の可能性」をじっくり味わってほしい。

手桶寿司
「近大サラブレッド魚と近大マグロの紅白手桶寿司」3600円。
10