
大阪・関西万博で注目の「アメリカパビリオン」。約25分のツアーで宇宙へ飛ぶ!
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テーマは「美しき米国」
アメリカパビリオンのテーマは「美しき米国」。到着して最初に目を奪われるのがパビリオン壁面に設置された、巨大な2面のLEDスクリーンです。アメリカ各地の美しい風景が映し出され、来場者を迎えます。中央のキューブは夜になると柔らかな光を放ち、夢洲の空をバックにその時々で表情を変え私たちの目を楽しませます。さあ、この巨大なキューブの下を通ってパビリオンへ。
館内ではアメリカ各地から選抜された、89人の若きユースアンバサダーたちが来場者を出迎えます。彼らは日本語をはじめ、合わせて20以上の言語に対応できるスタッフで、世界中から訪れる人々の質問に答え、展示への理解を深めるようサポートしてくれます。そして星の形をした愛らしいアニメーションキャラクターの公式マスコット「スパーク」も館内の至る所に登場してガイドしてくれます。
およそ25分のアメリカ旅へ
展示エリアは5つのブロックからなり、順番に巡っていくツアー形式です。「つながり」では世界中の人々がアメリカで体験した学術的、プロフェッショナルの養成、または文化交流などを紹介しています。「イノベーション」では、農業技術やナノテクノロジー開発、医療技術など各分野で世界的な課題に取り組むアメリカの創意工夫を。「旅」のコーナーは没入型映像展示で、米国50州や他のアメリカ領土を含む、各地の美しい風景や文化を見ることができます。
地球を飛び出し宇宙へ
「宇宙」の展示は、この分野でリーダーシップをとってきた国、アメリカならでは。アポロ計画から現在進行中のアルテミス計画まで、宇宙探査の歴史や未来について知見を深めることができます。 なかでも圧巻なのは「打ち上げ:月へ!そしてその先へ」のコーナー。正面、左右、頭上にも大型のLEDスクリーンが設置され、来場者はここでケネディ宇宙センターに着想を得たNASAのロケットの打ち上げを疑似体験することができます。照明や音、そしてスピード感溢れる迫力の映像は、ぜひ訪れて体験してみて! 大阪から思いがけず、地球を飛び出し、月、そして遥かなる銀河系の旅に誘われ、ワクワクとドキドキが止まらない空間になっています。
そしてさらに順路を進むと、1970年の大阪万博で、当時日本中の人々の心を熱くさせた、月のサンプル(通称:月の石)も、日本の人々への感謝を込めて再展示されています。当時の万博で興奮した世代の人は再び目にすることを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。背景には、月面から地球を眺めるNASAとJAXAの宇宙飛行士の姿が描かれています。
広いアメリカパビリオンには中庭もあり、米国原産の植物や芝が植えられたアメリカ式庭園を散策できます。またステージでは、毎日ダンスやミュージカルなどのパフォーマンスが披露されています。ニュージャージー州とニューヨーク州のジャズバンド、米軍音楽隊による演奏や、メリーランド州からはR&Bシンガー。米国パビリオンと万博会場内の他のステージにも登場し、来場者を楽しませます。
レストランでは、豊富な食材と地域ごとに異なる食文化を持つアメリカをロードトリップするような食体験を。
USDA認証ビーフのパティにオニオンリング、チェダーチーズなどを挟んだバンズに公式マスコットが刻印された「スパーク・バーガー」1780円。メイン州産ロブスターを使った「ステラ・ロブスターロール」2650円などのメイン料理から、デザート、キッズメニュー、ベジタリアン、ヴィーガン対応料理などが幅広く用意されています。多様性溢れる、リアルなアメリカ食体験もこの機会にぜひ。
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- 施設名
- アメリカ館
- イベント名
- 大阪・関西万博(EXPO2025)
- 住所
- 大阪府大阪市此花区夢洲
- 期間
- 2025年(令和7年)4月13日 - 10月13日(184日間)

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