
「イタリアパビリオン」マルケ州週間をレポート。週替わりで18州の魅力を展開。
テーマは「アートは人生を再生する」
2025年6月2日に79回目の建国記念日を迎えたイタリア共和国。ピザやパスタなどのイタリア料理、ローマの古代遺跡やフィレンツェのルネサンス美術、ヴェネツィアの運河や美しい自然などの魅力たっぷり。パビリオン内では数々の美術品が展示されていてまるで美術館のようと話題です。
イタリア18州が週替わり
パビリオンでは、イタリア18州をテーマに展示の一部やレストランのメニューを週替わりで提供しています。4月の開幕時はカラブリア州からスタートし、これまでにプーリア州、ラツィオ州などがテーマになりました。
6月以降のスケジュール
・マルケ州(6月1日〜7日)
・シチリア州(6月8日〜14日)
・アブルッツォ州(6月15日〜21日)
・サルデーニャ州(6月22日〜28日)
・リグーリア州(6月29日〜7月5日)
・モリーゼ州(7月6日〜12日)
・トスカーナ州(7月13日〜19日)
・カンパーニャ州(7月27日〜8月2日)
・バジリカータ州(8月24日〜30日)
・ウンブリア州(8月31日~9月6日)
・エミリア・ロマーニャ州(9月21日~27日)
・ピエモンテ州(9月28日~10月4日)
・ロンバルディア州(10月5日~13日)
6月1日から7日は、マルケ州週間(ARS 技 マルケ州の卓越した才能と技術)でした。これに伴い、6月2日には公式記者会見も開催。会場には、2025大阪・関西万博イタリアパビリオンイタリア政府代表のマリオ・ヴァッターニ氏、マルケ州経済開発評議員のアンドレア・マリア・アントニーニ氏、イタリアパビリオンのマスコットキャラクター・イタリアちゃんも登場しました。
ブーツのふくらはぎの部分にあるマルケ州は、大阪市の34倍ほど面積に対して、人口は約半分の150万人ほど。アペニン山脈などの豊かな自然や、アドリア海を擁するビーチが有名で、国内からだけではなくヨーロッパやアメリカなどからも、特に夏のバカンスには観光客が押し寄せます。
マルケ州週間には、黒トリュフのパスタやピザが登場
パビリオンの3F『EATALY』はイタリアに本店を持つレストラン。予約せずに利用できます。常時、ピッツァ8種にパスタは6種、ドルチェ4種を含む30ものメニューからイタリアの名物料理がいただくことができますよ。
このレギュラーメニューに加え、週替わりで郷土料理を提供しています。
マルケ州週間では黒トリュフを使ったパスタやピザなどのマルケの味を提供(6月7日まで)。エンジェルヘアーと呼ばれる『カンポフィローネ』の細いパスタは、水を使わず卵をたっぷり使用しています。カンポフィローネ地方の主婦たちが誰が一番細く切れるかを競ったことに由来。茹で時間はわずか1分です(茹でずに直接ソースに入れることも)。
data
- 施設名
- イタリアパビリオン
- イベント名
- 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
- 場所
- 大阪府大阪市此花区夢洲
- 期間
- 2025年10月13日まで

writer

amakara.jp編集部
amakara.jp
関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。
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