
ドイツパビリオンで「カワイイ」仕掛けと食に癒される
「わ!」が印象的なパビリオンへ
木のぬくもりに満ちたパビリオン。パビリオン名は英語で「Wa! Germany」、日本語で「わ!ドイツ」。循環経済の環(わ)と、循環経済が目指す自然と技術の調和を表しているのだそう。建物や看板も円や丸を象ったデザインが施してある。“丸い”大屋根リングのそばで目を引くガラス張りのレストランは、いたるところに木を使い、ぬくもりと光あふれる空間で和ませてくれる。
一方でパビリオン展示。順路をたどると、ドイツの環境や循環経済に対する取り組みなどが最新のデジタル技術を駆使して紹介されるのだが、どこかぬくもりがあるというかほっこりする。そのワケは…。
屈指の癒し系“サーキュラー”に導かれて
入口で手渡されるまぁるい端末…ドイツパビリオンの“住民”でパビリオンの顔「サーキュラー」ちゃんだ!
この愛らしいコロコロした姿の端末を展示のポイントにかざせば、端末から音声ガイドが流れるという仕組み。サーキュラーちゃんは、展示について解説してくれるデジタルコンパニオンなのだ(とてもかわいい)。
「これからドイツの環境について案内していくよぉぉ~」
「自然の中にはまぁるいものがたくさんあるよね~ウフフ♪」
「サーキュラーは列車の旅が大好き~やっほ~!」
「イノベーションってすっばらしいぃ~ウフフ♡」
ぐぬぅぅ…癒しが過ぎるよ、サーキュラー!!
16州の循環型社会へ向けた取り組みや、サスティナビリティに対する内容は実際に体験してほしいので割愛するが、サーキュラーが会場でパビリオンの展示内容を紹介し、循環経済における人々の暮らしをわかりやすく、丁寧に説明してくれる。
館内には「隠れサーキュラーポイント」もあり、
「サクラの花を見つけてくれてとぉ~っても幸せ!」。
ああ…愛しのパートナーよ。
終わりが近づくにつれて押し寄せる悲しみ。さみしい。
出口でサーキュラーをコロコロ転がして返却。
さようなら、ありがとうサーキュラーちゃん!また会いに来るよ!
ビールとソーセージのおもてなし
サーキュラーちゃんにたっぷり癒されたら、カワイイに取り乱した気を取り直してレストラン「Oishii! Germany」へ。
ドイツ名物のソーセージ「カリーブルスト」2400円や牛肉の煮込み「フェッファーポットハスト」4800円などが人気だが、イチ押しはバイエルンの白ソーセージ「ヴァイスブルスト」とプレッツェルのセット1700円。店内の厨房で仕上げられた自家製のソーセージが美味。プレッツェルの塩気と相まって、生ビール(300ml1200円~)に合わせてこれまたサイコーだ。
サーキュラーちゃんに癒されて、ビールと料理に和み…ああ、時間がどれだけあっても足りない!必ず訪れていただきたいパビリオンでした。
data
- 施設名
- ドイツパビリオン
- イベント名
- 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
- 住所
- 大阪府大阪市此花区夢洲
- 場所
- コネクティングゾーン
- 期間
- 2025年10月13日まで
- 営業時間
- 9:00~21:00
- 備考
- 掲載の内容は2025年5月現在のものです。会場・パビリオンの運営の諸事情により、内容が予告なく変更となる場合があります。

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