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手作り体験vol.2:ここだけ!揚げたてドーナツ『ミスドキッチン/ダスキンミュージアム』

いま、企業がこぞって力を入れる体験型施設が人気です。予約困難な施設も多いなか、関西在住のアラフォー編集者・おばやしが、人気の体験型施設に潜入! 全力レポする連載「タンケン!タイケン教室」。第2回は、みんな大好きポン・デ・リングのあのお店。そう、ミスドでお馴染みのダスキンさんへGO!実は関西発祥なんですよ。

ミスドキッチンinダスキンミュージアム

「ミスドミュージアムで、ドーナツが作れる」──ウワサには聞いていたけど、今ものすごいことになっているらしい。今回は、予約の抽選倍率が上昇中の超人気体験プログラムに潜入させてもらいました。その名も「ミスドキッチン」。ここで何ができるかと言うと、型抜きからフライ見学、仕上げ体験まで、ドーナツが手作りできるのですっ!そ・し・て。店舗では味わえない“揚げたて”ドーナツの試食も。これは楽しみ~。


「ミスドキッチン」は『ダスキンミュージアム』の1階「ミスドミュージアム」の奥にあります。ミスドを運営している『ダスキン』は、モップなどの清掃用品のレンタルやハウスクリーニングなどを全国展開するおそうじの会社として1963年に大阪・吹田市で創業。1971年にアメリカの食文化を日本に紹介するべくドーナツ事業に参入した(ちなみに日本のミスド1号店は箕面市)。「きれい」と「おいしい」の2つの分野で大活躍の関西が誇る会社なのです(ホコリだけに)。入口ではお馴染みのポン・デ・ライオンと、モップのようなしっぽが特徴のダス犬(けん)がお出迎え。かわいい。

ダスキンミュージアム
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ドーナツの手作り体験

ドーナツ作り体験は1日2回の開催で、ペアでの参加が基本。ポン・デ・ライオンが描かれたエプロンとキャップ(お土産でもらえます)を装着したら、ドーナツ生地とご対面。どんな商品を作るんだろう?と想像しながら、生地を伸ばして型抜きしていきます。この工程こそ手作りのドーナツの醍醐味。いきなりクライマックスかっ!

taikentankenmisudo2
ミスドキッチン
ミスドキッチン
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初めは優しく、生地に型の目印を付けて。次に強めに力を入れて、ぐりっと型を回すとなんとなくいい感じに抜けたような。2人で6つのリングを網に整列させて、生地はひと休み。
そのあいだに登場したのが、みんな大好きポン・デ・リング! こちらはデコレーション体験です。とろとろのチョコレート、ザクザクのゴールデントッピング、シャリシャリのココナツトッピングが準備されていて、チョコを片面全塗りにしたり、3分の1だけチョコ掛けにして上からゴールデントッピングをまぶしたり。myポン・デ・リングまで作れるなんて…嬉しいサプライズ。

ミスドキッチン
ミスドキッチン
ミスドキッチン
トッピングを乾かしているあいだは、持ち帰り用のBOXにお絵描きタイム。1分たりとも無駄のないプログラム構成でテンションがアガる。
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BOXにmyポン・デ・リングを詰めていると、フライ見学の順番が回ってきました。スタッフの方がフライヤーに型抜きさせてもらったドーナツを投入。おおおお~私たちの力作がこんがり揚がっていくぅ~。席に戻ったら、まさに揚げたてのドーナツにスプーンで温かいグレーズをたっっぷりと掛けます。

ミスドキッチン
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お待ちかねの試食は、この揚げたてドーナツです。できたてはお店で食べられても、揚げたては…「ミスドキッチン」だけの味!ホワホワのフワフワで、溶けるようになくなった!揚げたて大優勝。ちなみにグレーズはたっぷり付けても、付けなくてもいいとのこと。せっかくなのでスッピンもいただきました。生地そのものにほんのり味があって、これはこれでおいしいのよね。最後はドーナツシェフ認定カード(結構しっかりつくられているハードタイプ)をちょうだいして、ルンルンで終了。

青春がよみがえる。歴代ドーナツロード

「ミスドキッチン」を出たらすぐ横にある歴代ドーナツエリアを見学したい。これまでに販売した1800種以上のドーナツ商品や全国のミスドショップの紹介、そしてミスドといえばのオリジナルグッズの展示も。懐かしの原田治氏デザインのグッズぅ~!学生時代このお弁当箱持ってた!あの手提げバッグ使ってた!など、相方と青春時代を思い出してはキャッキャしているとあっという間に時間が過ぎていました。

ミスドキッチン
「懐かし~」って100回くらい言った。写真右の「ドーナツの森」では、歴代のドーナツにあえる。
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予約不要!ドーナツボールトッピング体験

一画では、予約なしで参加できるドーナツボールのトッピング体験(300円/回)も。ドーナツボール、トッピング、チョコレートを、それぞれ選んで、オリジナルドーナツボールが作れます。

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「ドーナツボールトッピング体験」。小さい子どもも楽しめそう。
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2階の「おそうじ館」エリアへ

そして2階には、創業時からの「おそうじ」部門の展示も。企業理念や日本における掃除の歴史などが分かりやすく解説され、子ども向けのアトラクションもあって、誰でも楽しく学べる。とまぁ、見どころ満載の「ダスキンミュージアム」。もし「ミスドキッチン」の抽選に当たったら、余裕を見て丸1日空けておいてほしい。

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にしても、本企画の舞台である体験型施設。創業者の想いを伝えようと、めちゃくちゃ考えて作られていることが企画2回目にして分かった。その情熱に触れて、いいことあるぞ~♪な気分になるんですよね。

気になる「ミスドキッチン」の予約方法は?

事前申し込みによる抽選制。毎月の体験日1日~15日と16日~末日に分けて希望日のエントリーを受付。大人気につき狭き門ではあるが、平日は比較的当選の希望があるそう。

① 16日~末日のエントリー受付は、当月の1日(14時)~3日(24時)までの3日間
② 1日~15日のエントリー受付は、前月の16日(14時)~18日(24時)までの3日間

体験名:ミスドキッチン
料金:2名一組1800円 (税込、申込時にクレジット登録が必要)
※未就学児は体験不可。
定員:各回16組32名
体験スケジュール:10:15/14:00(所要時間約90分)
予約はこちらから。

ミスドキッチン
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writer

おばやし零余子

obayashi

兵庫県宝塚市在住の独身アラフォー編集者。酒と酒場好きで、年々大きくなる身体に危機感を覚え山登りに目覚めるが、一向に痩せる気配なし。最後の晩餐は雑煮。