NAOTOさん【前編】思い出の街、神戸でクリスマスライブ

今回のゲストは、バイオリニストのNAOTOさん。クラシックからポップスまで、ジャンルにとらわれず幅広く取り組む音楽センス、ブリッジをしながらの演奏などアクロバティックなパフォーマンスで人気を博しています。2024年12月25日(水)、神戸『クラブ月世界』での公演「ワコーレ和田興産Presents NAOTO×鳥山雄司 live authentic vol.2」を控えるNAOTOさんに、ライブに向けての抱負をお聞きしました。さらにバイオリンに劣らぬ情熱を注ぐ、スープカレーのトークも!

NAOTOさん率いる大人のクリスマス

大阪・高槻生まれのNAOTOさん。少年時代、バイオリンのレッスンのため神戸通いをしていたこともあり、三ノ宮でのライブはいっそう特別なものになりそうです。

――公演日は12月25日、まさにクリスマスですね。

NAOTOさん(以下、NAOTO):
せっかくなので、我々なりのクリスマスソングをご用意しようと思います。賑やかな曲もありつつ、しっとりしたコーナーも作りました。いい雰囲気でやれって言われたらできるんですよ!と(笑)。今回は僕とギタリストの鳥山雄司さんを含め、総勢5人のメンバーで臨みます。鳥山さんもいつもはエレキだけなのに、今回は“しっとり”を意識してアコギも持ってくるみたいです。

――鳥山さんは、毎年アイスショーでもご一緒されていますね。

NAOTO:
ええ、鳥山さんが音楽監督を務める「ファンタジー・オン・アイス」ですね。一度参加したらあまりにも楽しくて。フィギュアスケートって、スケーターの体力的に1曲を長くても4分以内に収めないといけなくて、久しぶりにすごくがむしゃらに弾けたので、こういう感じでひとつのライブをやっても面白いんじゃないかと思いました。12月25日は、メンバーも鳥山さんを筆頭に、日本が誇るとんでもなく上手な人たちを揃えて大人が一生懸命たくさん弾いている、っていうライブになりそうです。
NAOTOさん

――まさに息ぴったりの共演、楽しみです。今回のライブに来られるお客さんに、何かメッセージはありますか?

NAOTO:
会場の『クラブ月世界』はもとキャバレーだった場所。昭和レトロな空間で、皆さんと一緒に楽しみたいと思います。ライブでクリスマスらしい音楽を聴いてから、三ノ宮周辺もおいしい店がたくさんありますから、それぞれに食事のひとときを過ごしてもらえたらうれしいですね。僕たちも、5人でおいしいクリスマスディナーを食べようじゃないかと計画しています(笑)。

神戸に通っていた学生時代

――会場は神戸ですが、神戸にまつわるエピソードがあれば聞かせてください。

NAOTO:
バイオリンの先生のお宅が兵庫駅の方にあって、レッスンの帰りにたまに三ノ宮に寄ったりしてましたね。小さい頃から、神戸はおしゃれな街だなと思ってました。今でも毎年、ポートピアホテルでディナーショーをさせていただいています。食に関しては、やっぱりカレーが好き。神戸は牛肉がおいしいから『サヴォイ』みたいな昔ながらのビーフカレーもいいし、『ロクヨンカレー』も好きですね。インド系もスリランカ系も層が厚い。そしてスープカレーなら『こうき屋』。ここは神戸らしい牛すじのスープカレーが人気です。
NAOTOさん

――そう、NAOTOさんのもうひとつの顔はスープカレーのオーソリティー。後編では、愛にあふれるスープカレー談義をお届けします。

profile

NAOTOさん

ヴァイオリニスト

NAOTO

大阪府高槻市出身。2005年にメジャーデビュー。クラシックからポップスまで、ジャンルにとらわれない音楽センスを発揮したアクロバティックで華麗なパフォーマンスが人気。2022年に10枚目のCD「Get over it」を発表。「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ劇中音楽のヴァイオリン、ポルノグラフィティのバンドマスター、TEAM NACSの音楽監修など幅広く活躍している。また、日本スープカレー協会広報宣伝担当理事を務め、カレーマイスターの資格を有するなど、カレーにも造詣が深い。12月25日(水)、神戸『クラブ月世界』にて「ワコーレ和田興産Presents NAOTO×鳥山雄司 live authentic vol.2」開催。