ドールハウスのキッズメニューにときめく。神戸・六甲道『Pizzeria NICOLA 六甲店』/子どもとごはんvol.24
子連れでの食事は、行き先を選ぶもの。連載「子どもとランチ、ときどきディナー」では、お子さまウェルカムなお店をご紹介。
今回は、本格的なナポリピッツァと、思わず歓声が上がるキッズメニューが話題の『Pizzeria NICOLA 六甲店(ピッツェリアニコラ)』へ。2人目以降はキッズメニューの「お子様ハウス」が無料になるなど、子ども連れに嬉しいホスピタリティに注目!
おしゃべりの時間まで考え抜かれたピッツァ
兵庫・明石で人気を集めるカフェレストランの2号店として、2024年6月にオープンした『Pizzeria NICOLA 六甲店』。
オーナーの赤井那央登さんは、ホテルやカフェ、イタリア料理店などで調理のみならず、飲食店のコンセプト立案、内装デザインといった立ち上げなど、多岐にわたって飲食に携わってきた人物。自身も0歳と2歳の子どもを持つパパであることから「核家族が多いこのエリアで、ファミリーに喜んでもらえるお店を作りたい」とオープンした。
看板のナポリピッツァは、ママをはじめとする女性客が、おしゃべりしながらゆっくり食べ、時間が経ってもおいしさが持続するように考え抜かれた生地が特徴。
「ナポリピッツァは水分が多いと、酵母が活性化する温度帯になりにくいため一般的に加水率は60%前後にしますが、当店は66%と水分を多くしています。これは女性のお客様にゆっくり過ごしていただきたいため。おしゃべりに夢中になっても柔らかいままの生地を目指しました」
さらに24~36時間じっくりと発酵させることで、粉の旨みを引き出し、もっちりした柔らかさを実現。ピザ専用の窯で焼き上げる、美しい焼き色もこだわりだ。
「マルゲリータ」や「クアトロフォルマッジ」といったナポリピッツァらしいメニューから、子どもが喜ぶ「照り焼きチキンとコーンマヨピザ」「ペパロニと半熟卵のピザ」など、日本や米国らしい創作ピッツァまで多彩。偏食や時期によって好みがコロコロ変わる子ども連れにとって、ありがたい選択肢だ。
可憐なドールハウスで登場するキッズメニュー
ママたちから特に歓声が上がるのが、木製のドールハウスに入ってサーヴされるキッズメニュー。
「ホテルでの修行時代、料理だけでなくお皿にも着目し、どういうお皿を使えばよりおいしそうに見えるか、ということを考えていました。その経験から、子どもが食べたくなる皿とは?と考え、アフタヌーンティースタンドのような高さがあって、子どもが好きそうな家の形はどうだろう、と考えたのです」
そうして思い浮かべたのが、シルバニアファミリーの家。大工に特注し、子どもが怪我をしないよう釘を隠して加工し、安全な塗料を使うなど、細部までこだわったという。
ドールハウスの中には、男の子も女の子も喜ぶ恐竜型のチキンナゲットや、チーズ入りのアメリカンドッグ、ミートボール、パン2個、焼き菓子やフルーツ、ゼリー、ジュースなど、子どもの好物がぎゅっと凝縮。
さらに明石店で大人気のスフレパンケーキのミニサイズもついているのが最大の魅力。注文ごとにメレンゲを立て、小麦粉を極力控えて作ることで口の中でシュワっと儚く消える口溶けがたまらない。
そして驚くのがこの「お子様ハウス」、小学生以下の子どもに限り2人目以降は無料でサービス!親の負担を軽くしてくれるのだ。
「子どもが騒いだらどうしよう」を手放せる安心感
「普段の子育てが忙しいなかで気を休めたくて家族で外食に行っても、子どもが騒いで周りに気を使い、逆に疲れてしまうのはもったいない。だからこそ、ガヤガヤしても気にならないお店を作りたい」と微笑む赤井さん。
店内は子ども用の椅子が設置しやすいように片側をベンチシートにしたり、絵本や塗り絵も用意。子ども用の取り皿やカトラリーは、料理と共に運んでくれるうえ、足りなければ自由に取れるセルフスタイルもありがたい。
「お子様連れに優しいお店」というコンセプト通り、家族みんなが心からリラックスしておいしい料理を楽しめる、とっておきの一軒だ。
子連れに嬉しいポイントまとめ
・未就学児〜低学年向けのキッズメニューあり
・小学生以下の子どもは、2人目以降のキッズメニューが無料
・絵本や塗り絵あり
・子ども用カトラリーや取り皿あり
・おむつ替えシートの貸し出しあり
・子ども椅子あり
・使いやすいベンチシート完備
・20名〜35名の貸し切りにも対応(16名までの半面貸切も可)
data
- 店名
- Pizzeria NICOLA 六甲店
- 住所
- 兵庫県神戸市灘区高徳町4-1-12 ホルン六甲 1F
- 電話番号
- 078-862-8255
- 営業時間
- 11:00〜14:30LO、17:00〜20:00LO(金・土・祝前日は〜21:00LO)
- 定休日
- 火・木曜
- 交通
- JR六甲道駅より徒歩7分、阪急六甲駅より徒歩13分
- 席数
- テーブル30席

writer

佐藤 良子
satoryoko
料理取材に徹して20年の食ライター。歴史が好きなため、料理史の観点から見るレストラン取材がライフワーク。日々賑やかな小学生2児の母。
Instagram@ryocosugar
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