サントリー大阪工場「スピリッツ・リキュール工房」見学ツアーがスタート 先行体験会ルポ
とにかく創業者・鳥井信治郎氏の「やってみなはれ」精神が、製品にも見学ツアーそのものにもみなぎっていて、巨大スクリーンやら展示やらテイスティングルームやら、大迫力でスタイリッシュで驚きの仕掛け満載。
大阪ベイエリアの工場へ
サントリーの工場なら、ウイスキーやビールが思い浮かぶが、ん?大阪に工場ってあった?なんて言ってたら酒好きの名折れ。大阪工場は1919年完成。現存する同社の工場として最も古い歴史を誇るものなのだとか。
大阪港駅を降りて、海遊館や天保山ハーバービレッジとは反対の南へ向かうと、広い敷地に清潔感溢れる工場がたたずんでいる。
ここはスピリッツ・リキュール専門の工場。そう、テレビCMでもおなじみの「翠(SUI)」、そして「ROKU〈六〉」を製造している。2025年には、世界的なコンペティション「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)」でスピリッツ部門のトロフィーを日本の工場として初めて受賞したそうだ。
主役は、ジャパニーズクラフトジン「ROKU〈六〉」
今回始まった工房見学ツアーでは、製造現場の見学や原料酒の試飲などしつつ、特に「ROKU〈六〉」にスポットを当てて、そのこだわりの厳選素材を五感で楽しめる仕様。
「ROKU〈六〉」は、日本の四季に育まれた6種の和素材を旬の時期に収穫し、素材の良さを活かしながら浸漬・蒸溜し、日本人の繊細な感覚で完璧なバランスを追求してつくられたジャパニーズクラフトジン。たとえば和素材の1つ、桜花なら、旬の時期を逃さず収穫し、その花がタンクに入るまでたった26時間だというから驚き。そんなこんなサントリーの「ものづくり」のこだわりを体感することになる。
五感で味わう体験型展示が楽しい
まずは原料素材に関する展示。展示といってもただ見るだけじゃない。「ROKU〈六〉」の名前の由来・6つの和素材-桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子-の実物と美しいビジュアルが用意されていて、ジンの素になるジェニパーベリーの現物の香りを嗅ぐなんて体験ができたりして興味深い。
そして、さぁっとカーテンが開くと蒸溜器や浸漬タンクがガラスの向こうに現れる。
おお! わー!と歓声が何度も上がる展示ってなかなかない。
劇場のようなテイスティングルーム
こうなると、早く「ROKU〈六〉」を飲んでみたくなるってもの。で、お楽しみのテイスティングは、劇場のような「クリエイションルーム」にて。洒落た小さなグラスには「ROKU〈六〉」の6つの原料酒の中から、さくらと柚子の原料酒が入っていて、ブレンドする前の香りや味を楽しめるのも興味深い。
さらに、「ROKU〈六〉」を使ったカクテルづくりも体験し、試飲することができる。
既に飲んだことがある人ならご存じだろうが、本当に麗しい香りを楽しめるジンだ。クラフトジン流行りの近頃は様々な香りのジンが世の中に出回っているが、桜のたおやかな香り、山椒の爽やかさ、柚子の清廉な香りが一体となって、まさに日本を想起させる味わい。「一杯で、日本の季節を巡る。」ってコピーも大げさじゃないと実感。
ツアーには、お土産に「ROKU〈六〉」の小瓶200mlがついてくるのもウレシイ限り。
いわゆる工場見学とはレベルの違う、オシャレな工房ツアー、オススメですぞ。
data
- イベント名
- サントリー大阪工場 スピリッツ・リキュール工房ツアー
- 住所
- 大阪府大阪市港区海岸通3-2-30
- 備考
- 【受付電話番号】06-6571-1083
【電話受付時間】9:30~12:00、13:00~16:00
【定休日】年末年始、工場休業日
【交通】弁天町駅からシャトルバス(所要約20分)、または大阪港駅から徒歩15分
【開催日】2026年5月8日以降の木・金・土・日・祝日
【開催時間】10:00、14:00
【所要時間】約80分(製造工程見学+試飲)
【参加費】おひとり様 3000円(税込み)※20歳以上
※予約抽選制(最大5名様まで応募可)
recommend







