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イタリア料理『オステリア ラ チチェルキア』のニンジンのローリエ蒸し
あまからCookingアーカイブ
大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)より、今作りたい簡単レシピをご紹介していきます。第3回目はニンジンが主役! 『オステリア ラ チチェルキア』で人気の前菜「ニンジンのローリエ蒸し」を教わりました。
たかがニンジン、されどニンジン
野菜の中でも脇役的存在のニンジン。1年中手に入りますが、実は産地によっては秋から冬にかけて旬を迎えるものもあります。そんなニンジンを主役クラスの一品に! 材料を加えて蒸し煮にするだけで、驚きの美味しさ! 濃い甘み、ローリエの爽やかな香りも相まって、鍋をかかえて食べたくなるほどです。
ポイントは塩のタイミング
「修業先のマルケの料理は、野菜やハーブを使う素朴料理が多く、毎日食べても飽きない。野菜の持ち味を最大限に引き出すように調理すれば、肉や魚に負けない深い味になります」。と話すのは、イタリア半島の中部・ちょうどふくらはぎに位置するマルケ州の郷土料理を提供する『オステリア ラ チチェルキア』の連 久美子さん。
ポイントは塩の使い方。「調理の早い段階から入れて水分を引き出し、その水分を飛ばしながら煮て素材に戻してあげてください。旨みや甘みがぎゅっと凝縮します」。美味しいニンジンを手に入れたらぜひ作ってみてください!
連さんは、マルケの食文化に魅せられ、現地のリストランテで約1年修業。2012年に自店をオープン。店名にあるチチェルキア豆をはじめ、ビールやワインまで、珍しいマルケの食材や空気感を伝える店として人気を集めています。
ニンジンのローリエ蒸しのレシピ
【材料】4人分
ニンジン(1cmの輪切り)…4個分(約900g)
玉ネギ(繊維に沿って2~3mmに切る)…1個(約200g)
塩…10g
〈A〉
ローリエ(生、なければ乾燥でも可。半分に切る)…3枚
EXVオリーブ油…大さじ2と1/2
白ワイン…大さじ2
【作り方】
- ①
- ザ・ココットに玉ネギ→ニンジンの順になるように入れ、合間に塩を振る。
- ②
- ①に〈A〉を加えて蓋をし、コンロタイマーを25分に設定して弱火で加熱する。消火後、蓋を開けて弱火にかけ、全体を混ぜながら水分を飛ばす(冷蔵で3~4日保存可)。
- ➂
- ②を器に盛り、EXVオリーブ油(分量外)をかける。
コンロでもグリルでも使用できる専用の深型鍋「ザ・ココット」。蓋付きで密封できるので、蒸し煮に重宝します。最大120分設定できるコンロタイマーを使えば、時間になると自動で消火してくれるので、同時調理中も安心です。
【この調理の便利機能が使えるコンロはコチラ】
クラスSプレミア Rシリーズ- ガスコンロ/大阪ガス (osakagas.co.jp)
※あまから手帖2020年4月号掲載レシピのため、機種が異なる場合があります。
■店名
『オステリア ラ チチェルキア』
【住所】大阪市西区京町堀2-3-4 サンヤマトビル3F
【電話番号】06-6441-0731
【営業時間】18:00~22:00LO(日曜は14:00~21:00LO)
【定休日】火曜、不定休あり
【メニュー】チチェルキアとグアンチャーレのスパゲットーネ1200円、ウサギのポタッキオ2200円。Gワイン700円~。
Writer ライター
![あまから手帖 編集部](/search/writer/__icsFiles/afieldfile/2022/08/05/amakaratecho.png)
あまから手帖 編集部
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