フランス料理『オーボンモルソー』の舞茸のタルティフレット

フランス料理『オーボンモルソー』の舞茸のタルティフレット

あまからCookingアーカイブ

2022.11.21

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進、岡森大輔(人物)

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)より、今作りたい簡単レシピをご紹介していきます。第5回目は舞茸を使ったグラタンを、カフェビストロ『オーボンモルソー』の店主・久保正樹さんに教わりました。

目次

秋が香るキノコ サヴォワ地方の伝統料理で 舞茸のタルティフレットのレシピ 店舗情報

秋が香るキノコ

秋の味覚のスーパースターといえば、香り高いキノコですね。シメジに椎茸、舞茸、えのき茸、なめこにマッシュルーム、エリンギ、そして松茸。香りだけでなく、旨みや野趣もあり、食感もさまざま。料理に欠かせない存在です。

サヴォワ地方の伝統料理で

「フランスでもキノコは様々な調理法で親しまれています」と話すのは、ビストロ王道料理を提供する『オーボンモルソー』の久保正樹さん。教えていただいたのは、酪農が盛んなスイスに近いサヴォワ地方の伝統料理「タルティフレット」。ジャガイモに生クリームと牛乳、チーズ、そこに舞茸をたっぷりと加えた山のグラタンです。鍋ごと作ってどんと提供すれば、もてなしの席にもぴったり。舞茸をとろとろのカマンベールにたっぷりと絡めつつ、シャクッと心地よい食感と風味をお楽しみください!

『オーボンモルソー』の久保正樹さん河原町二条や御幸町錦で17年営業した後、2018年に現在の場所に移転し、カフェビストロに。フランスの伝統的なビストロ料理を軸にハラミステーキや煮込み料理など、気取らないアラカルトを豊富に提供しています。

舞茸のタルティフレットのレシピ

舞茸のタルティフレット

【材料】4人分

舞茸(小房に分ける)…200g
ジャガイモ(メークイン。5mm厚さに切る)…3~4個(500g)
カマンベールチーズ…200g

<A>
 玉ネギ(スライス)…1/2個(約100g)
 ベーコン(角切り)…100g
 ニンニク(スライス)…1片

<B>
 白ワイン・牛乳・生クリーム…各100㎖
 塩・コショウ…各少々

【作り方】

鍋に水とジャガイモを入れて火にかけ、沸騰したらコンロタイマーを7分に設定して硬めに塩茹でする。
鍋にニンニク、EXVオリーブ油を熱し、を中火で炒める。①、を加えて半量になるまで中火で煮詰め、塩・コショウで調味する。
ココットダッチオーブンに②を入れ、舞茸を散らして塩少々を振る。食べやすい大きさに切ったカマンベールチーズを全体に散らして蓋をする。水なし両面焼グリルに入れて「ココットダッチオーブン」モードを選択、グリルタイマーを15分に設定して焼く。

ココットダッチオーブン舞茸は煮込まずのせるだけ。専用のグリル専用鍋「ココットダッチオーブン」はたっぷりのグラタン作りに最適。15分という短い加熱時間で舞茸の食感を生かしつつ、まんべんなく火を通すことができます。

【このレシピの便利機能が使えるコンロはコチラ】
クラスSプレミア Rシリーズ- ガスコンロ
※2019年10月号掲載レシピのため、機種が異なる場合があります。

■店名
『オーボンモルソー』
【住所】京都市中京区恵比須町534-18 ステラム1F
【電話番号】075-212-8851
【営業時間】17:30~23:00LO
【定休日】火曜、第3水曜
【メニュー】パテドカンパーニュ1000円、ステーキアッシュ2000円、2皿のコース2000円。

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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