洋食『レストランYOKOO』のビーフシチュー

洋食『レストランYOKOO』のビーフシチュー

あまからCookingアーカイブ

2022.12.16

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)より、今作りたい簡単レシピをご紹介していきます。第7回目は、クリスマスディナーにもぴったりのビーフシチューを、『洋食YOKOO』の店主・横尾 淳さんに教わりました。

目次

ご馳走! 煮込み料理 王道のビーフシチューを簡単に ビーフシチューのレシピ 店舗情報

ご馳走! 煮込み料理

そろそろクリスマス。さらに年末から年明けにかけて、家族や仲間と食卓を囲む機会が増えますね。メインは温かい煮込み料理はいかがでしょうか? 料理をあれこれ用意しなくても、一品だけでも見た目も豪華でお腹が満たされる――今回は具だくさんの「ビーフシチュー」をご紹介します。

王道のビーフシチューを簡単に

洋食の王道・ビーフシチュー。「店では3時間は煮込みますが、ココット鍋を使った軽い煮込み風に仕立てました。ゴロッとした野菜の食感も楽しめます。デミグラスソースも市販品を使うと簡単ですよ」と、横尾さん。ポイントは牛肉の表面を焼き固め、旨みを閉じ込めること。煮込んだ時の香ばしさやコクもアップしてより美味しくなります。また、絹のように滑らかなマッシュポテトを添えれば、ご馳走感もよりアップします。あとはバゲットやワインを揃えるだけ。ぜひチャレンジしてみてください。

『洋食YOKOO』の店主・横尾 淳さん創業50余年。父から受け継いだ下町洋食の味を深化させ、自ら修業したフランス料理の技も駆使して、本格的なフレンチと昔ながらの洋食とワインを提供しています。新大阪駅新幹線改札内、吹田パナソニックスタジアムにも姉妹店あり。

ビーフシチューのレシピ

洋食『レストランYOKOO』ビーフシチューのレシピ

【材料】4人分

牛バラ肉(ひと口大に切る)…400g
玉ネギ(薄切り)…200g
塩・コショウ・サラダ油…各適量

〈A〉
ジャガイモ(乱切り)…200g
ニンジン(乱切り)…150g
ブロッコリー(小房に分ける)…40g
ペコロス(小玉ネギ)…8個
マッシュルーム…8個
シメジ(石突きを取ってほぐす)…120g

〈B〉
デミグラスソース(市販品)…400㎖
水…100㎖
鶏ガラスープ(顆粒)…小さじ1
白ワイン…20㎖

●マッシュポテト
ジャガイモ(男爵)…2個(約250g)

〈C〉
生クリーム…100㎖
砂糖…大さじ1弱
塩…小さじ2/3

【作り方】

牛バラ肉の表面全体に塩・コショウをする。フライパンにサラダ油を熱し、強火で 牛バラ肉の表面を焼き固める。
グリル用調理容器(深型鍋)の底面に玉ネギ、①を入れる。周りに〈A〉並べて、〈B〉を蓋をして水なし両面焼グリルに入れ、「ココットダッチオーブン」モードを選択、グリルタイマーを30分に設定して加熱し、そのまま余熱で45分おく。軽く混ぜて味を見て、足りなければ塩・コショウをする。
マッシュポテトを作る。鍋に水とジャガイモを入れ、コンロタイマーを20分に 定して竹串がスッと通るまで茹でる。熱いうちに皮を剥いて裏ごしし、鍋に〈C〉と共に入れる。鍋肌から中央に集めるように混ぜながら、ぽってりとするまで弱火で煮詰める。粗熱を取り、さらに裏ごしする。
器に②を盛り、③を適量添える。


グリル専用鍋「ココットダッチオーブン」牛肉は焼き固めてから、グリル用調理容器へ。上下から均一に火が入るので、煮込み料理に最適。火入れは30分、後は余熱を使えば、煮崩れせずに柔らかく仕上がります。

【このレシピの便利機能が使えるコンロはコチラ】
クラスSプレミア Rシリーズ- ガスコンロ/大阪ガス
※2018年3月号掲載レシピのため、機種が異なる場合があります。

■店名
『洋食YOKOO』
■詳細
【住所】大阪市福島区福島6-14-4
【電話番号】056-6453-0409
【営業時間】11:30~14:00、18:00~21:00LO
【定休日】日曜
【メニュー】洋食YOKOOランチ1880円、牛カツサンド1000円、夜のコース4500円~。※夜はチャージ(パン付き)500円。

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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