パティスリー『ア・テール』のバスクチーズケーキ

パティスリー『ア・テール』のバスクチーズケーキ

あまからCookingアーカイブ

2023.01.13

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)より、今作りたい簡単レシピをご紹介していきます。第8回目はバレンタインにもお薦めのスイーツ。パティスリー『ア・テール』の店主・新井和碩(かずひろ)さんに教えていただきました。

目次

人気のバスクチーズケーキ しっとりリッチな配合で バスクチーズケーキのレシピ 店舗情報

人気のバスクチーズケーキ

お正月が過ぎると、スイーツ好きにとってワクワクする時期に突入しますね。そう、バレンタインです。とは言っても、最近は自分のために…という人も多いですよね。この時期チャレンジしたいスイーツレシピを、2回にわたってお届けします。今回はもはや説明不要、お馴染みのスイーツとなった「バスクチーズケーキ」です。

しっとりリッチな配合で

外側を真っ黒に焦がした濃厚なバスク地方発祥のベイクドチーズケーキ。焦げの香ばしさに、チーズの風味とずしりと重みのあるねっとりとした食感で、食べ応え充分。大人数でシェアできるサイズもいいですね。「実は材料も少なく、混ぜて焼くだけと作り方もいたってシンプル。濃厚でしっとり感が楽しめるリッチな配合のレシピにしました」と、『ア・テール』の新井さん。コーヒーやワインとも相性よし。予熱不要のグリル用調理容器(深型鍋)「ザ・ココット」を使えば、より手軽に作れます。

『ア・テール』の新井和碩さん調理製菓学校を卒業後、京都の大手洋菓子店などを経て2012年に池田市で独立。16年に駅近に移転。伝統的なフランス菓子を得意とし、シンプルながら繊細な味わいのケーキや焼き菓子など常時60種近くを揃える。なかでもチョコレートや自店で焼くナッツ類を使った焼き菓子が人気。茨木市のイオンモール内に姉妹店あり。

バスクチーズケーキのレシピ

バスクチーズケーキ

【材料】「ザ・ココット」1台分(8〜10人分)

クリームチーズ(常温に戻す)・生クリーム…各500g
卵…Lサイズ3個(180g)

〈A〉
薄力粉…50g
グラニュー糖…220g

【作り方】

〈A〉をまとめてふるう。
ボウルに卵と①を入れて混ぜる。
別のボウルにクリームチーズを入れてなめらかな状態にし、②を5〜6回に分けてダマにならないように混ぜながら加える。生クリームを加えてさらに混ぜる。
「ザ・ココット」に、水で濡らして絞ったオーブンシートを写真のように敷き、③を流し込む。オーブンシートがはみ出ないように、周囲をハサミで切って蓋をする。
水なし両面焼グリルに入れ、「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択。温度を180℃、グリルタイマーを60分に設定して焼く。
「ザ・ココット」から取り出す。周囲のオーブンシートを外し、バーナーで表面に焼き目を付ける。粗熱を取り、8〜10等分に切り分ける(冷蔵で2〜3日間保存可)。


ココットダッチオーブン左/長時間加熱の焦げ防止のため、オーブンシートは水で濡らし、容器の形状に合わせて敷きます。右/庫内が一気に高温になるので、余熱は不要。オーブンを使わずにスイーツも作れる「ザ・ココット」。

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※2020年5月号掲載レシピのため、機種が異なる場合があります。

■店名
『ア・テール』
■詳細
【住所】池田市城南1-2-3
【電話番号】072-748-1010
【営業時間】10:00~18:00(日曜、祝日は~17:00)
【定休日】水曜、不定休あり
【メニュー】フィナンシェ1個200円、生ケーキ250~500円。
【公式サイト】https://www.a-terre.net/
【Instagram】https://www.instagram.com/patisserie_aterre/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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