中国料理『神戸元町別館牡丹園』の広東風牡蛎のお好み焼き

中国料理『神戸元町別館牡丹園』の広東風牡蛎のお好み焼き

あまからCookingアーカイブ

2023.12.25

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今月から、グリルやコンロの便利機能を使った、担当編集者も繰り返し作ったレシピをご紹介していきます。

目次

「温度キープ機能」とは? 広東風牡蛎のお好み焼きのレシピ 店舗情報

「温度キープ機能」とは?

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。

なかでも、好評の機能が「温度キープ機能」。温度センサーが鍋底の温度を検知し、火力を自動調節しながら一定の温度をキープ。130~220℃まで10℃単位で設定ができ、揚げ物やフライパンの焼き物に便利。「揚げ物の面倒な温度調節がボタン一つで簡単に!」と、使ったプロが毎回感動する機能です。

今日はクリスマスですが、あえてのお好み焼き! 神戸中華の名店『神戸元町別館牡丹園』の冬の名物料理、広東風牡蛎のお好み焼きを店主の王 文良(ブンリョウ)さんに伝授いただきました。弊誌編集顧問の門上武司をはじめ、ファンが多いメニューです。粗みじんに切った牡蛎を加えるのた濃厚な旨みの生地。焼いてからさらに追い油をして、揚げ焼きで仕上げたカリッモチッの食感もたまりません。材料も調味料も家庭にあるものでできるので、この冬に何度も作っていただきたい名作レシピです!

広東風牡蛎のお好み焼きのレシピ

広東風牡蛎のお好み焼き

【材料】4枚分

牡蛎…100g

〈A〉
ニラ(みじん切り)…20g
青ネギ(みじん切り)…15g
ニンニク(みじん切り)…小さじ1/2
卵…1個
塩…小さじ1/4
コショウ…少々
沈殿片栗粉(※下記参照)…80g

サラダ油…適量

●沈殿片栗粉の作り方
ボウルに片栗粉100gと水100mlを入れる。混ぜずに5分ほどおいて、上澄みの水をしっかりと切る。

【作り方】

ボウルに牡蛎を入れ、片栗粉(分量外)を入れてよく揉み、水で洗い流す。水気を拭き取り、庖丁で叩いて粗みじん切りにする。ザルに上げて1時間おき、水気を切る。
フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、「温度キープ機能」で「170℃」に設定する。①と〈A〉をよく混ぜ合わせ、スプーンで直径10㎝の円になるようにフライパンに流し入れる。焼き色が付いたらひっくり返し、両面をしっかりと焼き固める。
サラダ油大さじ3を加え、「あぶり高温炒めモード」に設定する。フライパンをゆすりながらしっかりと焼き色が付くまで強火で揚げ焼きする。残った油をキッチンペーパーで拭き取り、器に盛る。

生地を焼き、揚げ焼きで仕上げる

『神戸元町別館牡丹園』店主 王 文良さん中国料理『神戸元町別館牡丹園』
店主 王 文良(オウ ブンリョウ)さん
1954年創業の老舗広東料理店3代目。2代目の泰康(タイコウ)氏と共に、21歳から本格的に厨房に入り、料理人の道へ。伝統の味を守りつつ、材料・調理法の見直しや古い料理の再構築などにも日々取り組んでいる。

■店名
『神戸元町別館牡丹園』
■詳細
【住所】兵庫県神戸市中央区元町通1-11-3
【電話番号】078-331-6611
【営業時間】11:00~14:30(LO)、17:00~20:00(LO)
【定休日】水曜、祝日の場合は営業で翌日休

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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