自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』のカスタードプリンのホットサンド

自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』のカスタードプリンのホットサンド

あまからCookingアーカイブ

2024.07.09

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:吉田秀司 / スタイリング:川畑祐子

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったレシピを人気料理人に教わる『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今回のテーマはトースト。バターやジャムだけでない、具材やソースでアレンジしたトーストメニューを、自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』店主・西峯雅仁さんに教えていただきました。

目次

「ザ・ココット」でカスタードプリンを作る カスタードプリンのホットサンドのレシピ 店舗情報

「ザ・ココット」でカスタードプリンを作る

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。

「ザ・ココット」はコンロでもグリルでも使える付属の深型調理容器。グリルでは150~250℃までの温度が選べたり、15~60分までの調理タイマーの設定ができたりと、まるでオーブンのようにパンやケーキが焼ける優れもの。「食材を入れて加熱するだけで、途中の火加減調節も要らず、理想的な火入れができる」とプロも絶賛する専用のコンロ&グリル調理容器です。

この「ザ・ココット」で蒸し焼きして作る濃厚なカスタードプリン。そのまま食べてもちろん美味しい! のですが…、今回は何と潰して、ホットサンドのフィリングにしてしまいました。とろ~り温かいクリームパンのような新感覚、贅沢な気分になれます! プリンが余っている、違う食べ方をしてみたい方はぜひお試しを!

ちなみに『ルプラ』は、低温でじっくり加熱したきめ細やかなカスタードプリンの上に、かき氷、ハチミツがかかった美しいプリンが名物。こちらはコーヒーと共にぜひお店で味わってみてくださいね。

カスタードプリンのホットサンドのレシピ

カスタードプリンのホットサンド

【材料】プリン6個分(直径7㎝×高さ3.5㎝の耐熱容器を使用)

食パン(8枚切り)…12枚

〈A〉
グラニュー糖…45g
水…小さじ1

〈B〉
卵(Mサイズ)…3個
卵黄(Mサイズ)…2個
グラニュー糖…15g

〈C〉
生クリーム…100㎖
牛乳…200㎖
グラニュー糖…20g
バニラエッセンス…少量

バター(有塩)・グラニュー糖・粉糖・ハチミツ…各適量

【作り方】

〈プリンを作る〉

カラメルソースを作る。フライパンに〈A〉を入れて中火にかけ、「あぶり高温炒めモード」に設定する。フライパンをゆすりながらグラニュー糖を溶かし、全体に色を付ける。泡が小さくなり、褐色になったら火を止め、水30㎖(分量外)を一気に加え、フライパンをゆすって撹拌する。ボウルに移して粗熱を取り、15㎖を残して耐熱容器に分け入れる。
ボウルに〈B〉を入れてよく混ぜ合わせる。
鍋に〈C〉を入れて温め、煮立ったら火を止める。少しずつ②のボウルに入れて混ぜ合わせ、濾す。残っている泡を取り除く。①の耐熱容器に注ぎ入れる。
「ザ・ココット」に③を並べ、沸騰した湯700㎖を注ぐ。蓋をし、水なし両面焼グリルに入れ、「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択。温度150℃、タイマー20分に設定して点火する。消火後そのまま5分おき、余熱を通す。

カラメルを作る、プリンを蒸し焼きにする

〈ホットサンドを作る〉

食パンに、④のプリンを掬ってのせ、軽く潰す。①で残したカラメルソースを少量かけ、もう1枚の食パンで挟む。両表面に軽くバターを塗り、グラニュー糖少々を振る。
ホットサンドメーカーに⑤を挟み、中火にかける。コンロタイマーを4分に設定し、残り2分になればひっくり返して、カリッとするまで両面を焼く。
器に①で残したカラメルソースを敷き、半分に切った⑥を盛る。粉糖を振り、ハチミツをかける。

プリンと絡めるをパンにのせる、挟んで焼く

『喫茶ルプラ』西峯雅仁さん自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』店主
西峯雅仁さん
1974年創業の喫茶店の二代目マスター。食関連会社を経て、飲食業界へ。大阪の様々なジャンルの店で経験を積み料理を学ぶ。2011年、先代の急逝により29歳で家業を継ぐ。老舗喫茶店から譲り受けた100年ものの焙煎機で自家焙煎を始め、軽食やスイーツも一新。ベトナムのバインフランから着想した自家製プリンは店の名物メニューに。玉子料理やトーストの種類が選べる「セレクトモーニング」も人気で、遠方からの新たな客を呼んでいる。

■店名
『喫茶ルプラ』
■詳細
【住所】大阪府大阪市天王寺区小橋町8-15
【電話番号】06-6762-6784
【営業時間】8:00〜13:50(LO)、15:30〜17:50(LO)
【定休日】日曜、祝日、土曜午後

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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