中国料理『神戸元町別館牡丹園』の鶏の山椒炒め
あまからCookingアーカイブ
大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったメニューを人気料理人に教わる、『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今月から、グリルやコンロの便利機能を使った、担当編集者も繰り返し作ったレシピをご紹介していきます。
「あぶり・高温炒め機能」とは?
大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。
なかでも、強火で調理をしたい中華の焼き物や炒め物調理の際に活用したいのが「あぶり・高温機能」。海苔やスルメを炙ったりする直火調理や、コンロから鍋を離して鍋ふり調理も可能です。
昨日に引き続き、神戸中華の名店『神戸元町別館牡丹園』の店主の王 文良(ブンリョウ)さんに、鶏の山椒炒めを伝授いただきました。甘辛の照り焼きダレに花椒がふわりと香る鶏の炒め物。香ばしく、ガッツリ白飯が進む普段のおかずです。おせちやお雑煮に飽きてきた頃、カレーが食べたくなるのと同じく、身体がほしくなるピリ辛味です。
皆さま、調理も楽しみながら、美味しいお年をお迎えください!
鶏の山椒炒めのレシピ
【材料】2人分
鶏モモ肉(ひと口大に切る)…200g
ショウガ(みじん切り)…2g
青ネギ(小口切り)…10g
塩…ふたつまみ
〈A〉
淡口醤油…少量
水溶き片栗粉(片栗粉2:水1)…大さじ1/2
〈B〉
淡口醤油・砂糖…各大さじ1
水…大さじ1/2
花椒(ホアジァオ)…小さじ1
サラダ油…大さじ1
【作り方】
- ①
- 鶏モモ肉に塩を振り、1時間おく。混ぜ合わせた〈A〉を加えてよく揉み込む。
- ②
- フライパンにサラダ油を入れ、「温度キープ機能」で「180℃」に設定する。①の皮目を下にして並べ、じっくりと焼く。焼き目が付いたらひっくり返し、両面しっかりと焼く。鶏肉に火が通り、外側がカリッとしたら、ザルに上げて油を切る。
- ③
- 少量の油を残して②のフライパンの余分な油をキッチンペーパーで拭き取る。ショウガを加えて火にかけ、香りが出てきたら、「あぶり高温炒めモード」に設定し、青ネギ、②を加えて強火で炒める。合わせた〈B〉を加え、照りが出たら、花椒を加えて香りを出す。器に盛る。
中国料理『神戸元町別館牡丹園』
店主 王 文良(オウ ブンリョウ)さん
1954年創業の老舗広東料理店3代目。2代目の泰康(タイコウ)氏と共に、21歳から本格的に厨房に入り、料理人の道へ。伝統の味を守りつつ、材料・調理法の見直しや古い料理の再構築などにも日々取り組んでいる。
■店名
『神戸元町別館牡丹園』
■詳細
【住所】兵庫県神戸市中央区元町通1-11-3
【電話番号】078-331-6611
【営業時間】11:00~14:30(LO)、17:00~20:00(LO)
【定休日】水曜、祝日の場合は営業で翌日休
Writer ライター
あまから手帖 編集部
amakara techo