フランス料理『プレスキル』の野菜のエテュベ フランス風がめ煮

フランス料理『プレスキル』の野菜のエテュベ フランス風がめ煮

あまからCookingアーカイブ

2024.05.09

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進、福本 旭(人物)

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったレシピを人気料理人に教わる『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今回は日本のフランス料理界に影響を与えたアラン・シャペル氏のエスプリを受け継ぐ、『プレスキル』の佐々木康二シェフに、お手軽フレンチメニュー5品を教えていただきました。

目次

「ザ・ココット」とは? 野菜のエテュベ フランス風がめ煮のレシピ 店舗情報

「ザ・ココット」とは?

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。

「ザ・ココット」はコンロでもグリルでも使える付属の深型調理容器。今回は、この鍋で野菜を軽く炒めて蓋をして15分弱火で煮るだけのお手軽レシピをご紹介。野菜の水分を生かしながら煮る、野菜のエテュベ(蒸し煮)です。
クミンとタイムが爽やかに香る仕立てに。ちなみにがめ煮とは、よせ集めるを意味する博多の方言「がめくりこむ」が名前の由来とか。鶏肉を加えずとも野菜の旨みがたっぷりで、そのままでも美味しい前菜です。

野菜のエテュベ フランス風がめ煮のレシピ

野菜のエテュベ フランス風がめ煮

【材料】4人分

〈A〉
ゴボウ(乱切り)…100g
里芋(乱切り)…80g
椎茸・ニンジン・レンコン(各乱切り)…各60g
ショウガ(みじん切り)…2g
クミン(粒)…1g

白ワイン…20ml
チキンブイヨン(市販の顆粒に表示より多めの水で希釈したもの)…50ml
タイム…1枝
塩・黒コショウ・パセリ(みじん切り)…各適量
サラダ油…大さじ1

【作り方】

「ザ・ココット」にサラダ油を入れて熱し、〈A〉を加えて中火でざっくり炒める塩小さじ1/3と黒コショウ少々を振り、強火にして白ワインを加え、アルコール分を飛ばす。
チキンブイヨンとタイムを加えて蓋をする。弱火にし、コンロタイマーを15分に設定して煮る。
塩・黒コショウで味を調え、器に盛ってパセリを散らす。

ザ・ココットで炒める

『プレスキル』佐々木康二シェフフランス料理『プレスキル』
シェフ 佐々木康二さん

1988年「神戸ポートピアホテル」の『アラン・シャペル』で上柿元 勝氏に師事し、92年には長崎・ハウステンボスの『エリタージュ』に転職。パリの『ホテルクリヨン』など、ヨーロッパでも研修を重ねる。2009年「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」に日本代表として出場し、世界第8位に入賞。2015年に同店のシェフに就任。大阪で数少ないグランメゾンで “不易流行”の信条のもと、古典的な料理の中に新味を加えた料理でフランス・リヨンのエスプリを届けると共に、若手料理人の育成にも力を注ぐ。

■店名
『プレスキル』
■詳細
【住所】大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona2階
【電話番号】06-7506-9147
【営業時間】11:30~14:00(LO)、17:30~21:00(LO)
【定休日】不定休

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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