フランス料理『プレスキル』の鶏モモ肉の軽い煮込みリヨン風

フランス料理『プレスキル』の鶏モモ肉の軽い煮込みリヨン風

あまからCookingアーカイブ

2024.05.16

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進、福本 旭(人物)

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったレシピを人気料理人に教わる『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今回は日本のフランス料理界に影響を与えたアラン・シャペル氏のエスプリを受け継ぐ、『プレスキル』の佐々木康二シェフに、お手軽フレンチメニュー5品を教えていただきました。

目次

「ザ・ココット」とは? 鶏モモ肉の軽い煮込みリヨン風のレシピ 店舗情報

「ザ・ココット」とは?

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。

「ザ・ココット」はコンロでもグリルでも使える、付属の深型調理容器。グリルでは150~250℃までの温度が選べたり、15~60分までの調理タイマーの設定ができたりと、まるでオーブンのようにパンやケーキが焼ける優れもの。「食材を入れて加熱するだけで、途中の火加減調節も要らず、理想的な火入れができる」とプロも絶賛する便利なコンロ&グリル調理容器です。

今回ご紹介するレシピは、その鍋で鶏肉を焼いて旨みを閉じ込めてからグリルで煮込む、柔らかなトマトクリーム煮。リンゴ酢のまろやかな酸味とマスタードのコクで、軽やかな味わいに仕上げるのが佐々木流。茹で野菜は好みのものでOK。手軽に作れてワインにも合うメイン料理です。

鶏モモ肉の軽い煮込みリヨン風のレシピ

鶏モモ肉の軽い煮込みリヨン風

【材料】4人分

鶏モモ肉(3㎝大に切る)…480g
ニンニク(軽く潰す)…1/2片
リンゴ酢…50㎖
サラダ油…大さじ1
塩・黒コショウ…各適量

〈A〉
ディジョンマスタード(粒なし)・トマトペースト…各18g
チキンブイヨン(市販の顆粒に表示より多めの水で希釈したもの)…60㎖
白ワイン…45㎖
生クリーム(乳脂肪分47%)…30㎖

〈B〉
アスパラガス・インゲン・スナップエンドウ…各4本
絹さや…4枚
ウスイエンドウ…12粒

【作り方】

鶏モモ肉の両面に塩ふたつまみ程度、身の面だけに黒コショウ少々を振る。「ザ・ココット」にサラダ油とニンニクを入れて弱火で熱し、香りが出たら鶏モモ肉の皮目を下にして強火にして焼く。ひっくり返して中火にし、両面をこんがりと焼く。
①の余分な油を拭き取ってから強火にし、リンゴ酢を2回に分けて注ぎ入れ、底から混ぜながら水分を飛ばす。〈A〉を加えて蓋をする。
水なし両面焼グリルに入れて、「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択。温度を200℃、タイマーを15分に設定して煮る。全体を混ぜ、塩・黒コショウで味を調える。
〈B〉をサッと塩茹でする。ウスイエンドウ以外は食べやすい大きさに切る。
器に③を盛り、④を添え、黒コショウを振る。

ザ・ココットで焼く、煮込む

『プレスキル』佐々木康二シェフフランス料理『プレスキル』
シェフ 佐々木康二さん
1988年「神戸ポートピアホテル」の『アラン・シャペル』で上柿元 勝氏に師事し、92年には長崎・ハウステンボスの『エリタージュ』に転職。パリの『ホテルクリヨン』など、ヨーロッパでも研修を重ねる。2009年「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」に日本代表として出場し、世界第8位に入賞。2015年に同店のシェフに就任。大阪で数少ないグランメゾンで “不易流行”の信条のもと、古典的な料理の中に新味を加えた料理でフランス・リヨンのエスプリを届けると共に、若手料理人の育成にも力を注ぐ。

■店名
『プレスキル』 
■詳細
【住所】大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona2階
【電話番号】06-7506-9147
【営業時間】11:30~14:00(LO)、17:30~21:00(LO)
【定休日】不定休

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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