フランス料理『プレスキル』の牛モモ肉の柔らかステーキ マスタードソース

フランス料理『プレスキル』の牛モモ肉の柔らかステーキ マスタードソース

あまからCookingアーカイブ

2024.05.30

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:宮本 進、福本 旭(人物)

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったレシピを人気料理人に教わる『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今回は日本のフランス料理界に影響を与えたアラン・シャペル氏のエスプリを受け継ぐ、『プレスキル』の佐々木康二シェフに、お手軽フレンチメニュー5品を教えていただきました。

目次

牛モモ肉の柔らかステーキ マスタードソースのレシピ 店舗情報

牛モモ肉の柔らかステーキ マスタードソースのレシピ

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。

佐々木シェフによる最後のレシピは、ステーキです。硬くなりやすい牛モモ肉を、コンロ付属の蓋付調理容器の蒸気で優しく火を入れてから、200℃の高温をキープして表面を焼いて柔らかく仕上げる、プロの技が光るメニューです。香りのよいマスタードソースが赤身の濃厚な旨みを際立たせます。

簡単なのに本格的なステーキ、ぜひ作ってみてください!

牛モモ肉の柔らかステーキ マスタードソースのレシピ

牛モモ肉の柔らかステーキ マスタードソース

【材料】2人分

牛モモ肉(60gのステーキ用)…2枚
タイム…1枝
塩…ひとつまみ
黒コショウ…適量
サラダ油…小さじ1

〈A〉
ミニブロッコリー・つぼみ菜などの野菜…各適量

〈マスタードソース〉
フォン・ド・ヴォー(市販品)…50ml
生クリーム(乳脂肪分47%)…小さじ1
粒マスタード…10g
塩・黒コショウ…各適量

【作り方】

「ザ・ココット」に水150ml、タイムを入れて内網を敷き、蓋をして強火で沸かす。蒸気が勢いよく上がったら火を止め、塩をした牛モモ肉を内網の上にのせ、蓋をして6分おく。牛モモ肉を取り出し、キッチンペーパーで表面の水分を拭き取る。
フライパンにサラダ油を入れ、「温度キープ機能」で200℃に設定し、①の表面をさっと焼く。
マスタードソースを作る。鍋にフォン・ド・ヴォー、生クリームを加えて火にかけ、半量になるまで中火で煮詰める。粒マスタードを加え混ぜ、塩・黒コショウで味を調える。
器に②を盛って黒コショウを振る。③をかけ、サッと塩茹でした〈A〉を添える。

牛肉を蒸す、マスタードソースを作る

『プレスキル』佐々木康二シェフ

フランス料理『プレスキル』
シェフ 佐々木康二さん
1988年「神戸ポートピアホテル」の『アラン・シャペル』で上柿元 勝氏に師事し、92年には長崎・ハウステンボスの『エリタージュ』に転職。パリの『ホテルクリヨン』など、ヨーロッパでも研修を重ねる。2009年「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」に日本代表として出場し、世界第8位に入賞。2015年に同店のシェフに就任。大阪で数少ないグランメゾンで “不易流行”の信条のもと、古典的な料理の中に新味を加えた料理でフランス・リヨンのエスプリを届けると共に、若手料理人の育成にも力を注ぐ。

■店名
『プレスキル』
■詳細
【住所】大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona2階
【電話番号】06-7506-9147
【営業時間】11:30~14:00(LO)、17:30~21:00(LO)
【定休日】不定休

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

Related article 関連記事