自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』の玉子サンド

自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』の玉子サンド

あまからCookingアーカイブ

2024.06.24

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:吉田秀司 / スタイリング:川畑祐子

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったレシピを人気料理人に教わる『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今回のテーマはトースト。バターやジャムだけでない、具材やソースでアレンジしたトーストメニューを、自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』店主・西峯雅仁さんに教えていただきました。

目次

食パンはグリルでトーストする 玉子サンドのレシピ 店舗情報

食パンはグリルでトーストする

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。

「ココットプレート」は付属のグリル専用の浅型調理容器。「焼く」「あたためる」「ノンフライ」などの調理に使えます。「両面焼なので食材をひっくり返さずきれいに焼けて、何といっても直火というのがいいですね」とプロも納得のグリル調理容器です。
パンを焼く際も、オートメニュー「トースト」ボタンを押すだけで、「強め」「標準」「弱め」から好みの焼き加減を設定するだけで、グリルで自動調理してくれる優れもの。

朝食の定番、卵をたっぷり使ったオムレツスタイルのトーストサンドをご紹介します。
シンプルですが、生クリーム入りのとろりと優しい味わいです。石井好子さんのエッセイ(「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」)に出てくるような、外側は焦げめのつかない程度にふっくらと焼かれた理想的なオムレツを作るなら160℃で。温度を一定に保つ調理機能「温度キープ機能」が役に立ちますよ。

玉子サンドのレシピ

玉子サンドのレシピ

【材料】2人分

食パン(4枚切り)…2枚

〈A〉
卵…4個
生クリーム…60㎖
塩…少々

オリーブ油…大さじ1
パセリ…適宜

【作り方】

ボウルに、〈A〉を入れてよく混ぜる。
テフロン加工のフライパンにオリーブ油を入れ、「温度キープ機能」で160℃に設定する。①の半量を流し入れ、菜箸で外から内側に向けて弧を描きながら手早く混ぜる。表面が乾いてきたら巻く。これを2個作る。
食パンのミミを落として半分に切り、「ココットプレート」に食パンを並べる。水なし両面焼グリルに入れ、オートメニュー「トースト」を選択し、焼き加減「標準」に設定して焼く。
③で②を挟み、ピックや楊枝で止める。器に盛り、お好みでパセリを添える。

卵を焼く、食パンを焼く

『喫茶ルプラ』西峯雅仁さん自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』店主
西峯雅仁さん
1974年創業の喫茶店の二代目マスター。食関連会社を経て、飲食業界へ。大阪の様々なジャンルの店で経験を積み料理を学ぶ。2011年、先代の急逝により29歳で家業を継ぐ。老舗喫茶店から譲り受けた100年ものの焙煎機で自家焙煎を始め、軽食やスイーツも一新。ベトナムのバインフランから着想した自家製プリンは店の名物メニューに。玉子料理やトーストの種類が選べる「セレクトモーニング」も人気で、遠方からの新たな客を呼んでいる。

■店名
『喫茶ルプラ』
■詳細
【住所】大阪府大阪市天王寺区小橋町8-15
【電話番号】06-6762-6784
【営業時間】8:00〜13:50(LO)、15:30〜17:50(LO)
【定休日】日曜、祝日、土曜午後

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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