『日本料理 輪』のイワシとトマトの冷や汁

『日本料理 輪』のイワシとトマトの冷や汁

あまからCookingアーカイブ

2024.07.29

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:吉田秀司 、桂 裕幸(人物)/ スタイリング:川畑祐子

大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったレシピを人気料理人に教わる『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。今週からは、『日本料理 輪』の店主・山下慎士さんによる夏の和食レシピをお届けします。何とだしは引かず、砂糖は使いません。この時期の献立に絶対重宝するレシピですよ。

目次

グリルでイワシを焼く イワシとトマトの冷や汁のレシピ 店舗情報

グリルでイワシを焼く

大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。

「ココットプレート」は付属のグリル専用の浅型調理容器。「焼く」「あたためる」「ノンフライ」などの調理に使えます。「両面焼なので食材をひっくり返さずきれいに焼けて、何といっても直火というのがいいですね」とプロも納得のグリル調理容器です。

焼き魚や野菜の栄養も摂れ、サラサラとかきこめる冷や汁は、夏にぴったりですね。山下さんのレシピは、グリルで焼いたイワシと炒った白ゴマの香ばしさ、味噌がベース。トマトの酸味とキュウリの食感を添え、だしを加えなくてもさっぱりとコクのある汁物になります。魚は鮎やアジの一夜干しなどでもOK。キンと冷やし、大葉をたっぷりのせてご飯とどうぞ。

イワシとトマトの冷や汁のレシピ

イワシとトマトの冷や汁のレシピ

【材料】2人分

イワシ(頭、骨、尾を取り半身にしたもの)…200g
白ゴマ…30g
味噌…50g
キュウリ(輪切り)…1本
トマト(ひと口大に切る)…1/2個
塩・大葉(せん切り)…各適量

【作り方】

イワシは軽く塩を振り、30分ほどおく。キッチンペーパーで水気を拭き、「ココットプレート」に皮目を上にして並べる。蓋をして水なし両面焼グリル入れ、オートメニュー「焼き魚」・焼き加減「標準」に設定して焼く。
フライパンで白ゴマを香ばしくなるまで中火で炒る。当たり鉢に①と共に入れ、細かくなるまでよく当たる。
「湯わかし機能」で沸騰させた湯500ml(分量外)を②に加え、味噌を溶きながら混ぜる。冷蔵庫で冷やす。
器にキュウリとトマトを盛り、③をかけ、大葉を盛る。

イワシを焼く、当たり鉢で細かくする

『日本料理 輪』店主・山下慎士さん『日本料理 輪』店主
山下慎士さん
神戸市出身。料亭や料理旅館などで腕を磨き、2003年にハンター坂で自店を開店。2010年に現在の場所へ移る。前物の魚を中心に、砂糖を使わず素材の持ち味を生かした端正な料理を、骨董や新進気鋭の作家物など新旧を織り交ぜた器で提供。日本酒は燗酒の提案に注力するほか、ソムリエの資格も持ち、ワインにも造詣が深い。また、家庭で簡単に作れる料理教室(5500円/回)を開催し、プロからも支持を集めている。料理教室の詳細は公式Instagramを参照。

■店名
『日本料理 輪』
■詳細
【住所】兵庫県神戸市中央区下山手通3-12-1 トア山手フラッツ棟110
【電話番号】078-331-7657
【営業時間】18:00〜21:00入店(2名より要予約)
【定休日】不定休
【Instagram】https://www.instagram.com/motomachi_rin/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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