ごはん同盟の夏のちらし寿司

ごはん同盟の夏のちらし寿司

あまからCookingアーカイブ

2024.08.13

文:「あまから手帖」編集部 / 撮影:岡森大輔 / スタイリング:松本淳美

猛暑が続きますが、ごはん食べていますか?「夏こそ、ごはんを炊きましょう!」と声を上げるのは、炊飯系フードユニットとして活躍する「ごはん同盟」のしらいのりこさん、シライジュンイチさんご夫妻。ごはんをこよなく愛するお二人に、夏にぴったりな多彩なごはんレシピを教えていただきます。

目次

夏のちらし寿司のレシピ ごはん同盟のご紹介

夏のちらし寿司のレシピ

ごはんを食べて暑い時期を元気に乗りきってほしい! と考案いただいたごはんメニューの第三弾。家族が集まるこの時期にぴったりの豪華なちらし寿司をご紹介します。酢はごはんに二度に分けて加えます。ごはんを炊く時に加えるのは旨みアップのため、炊き上がりに加えるのは酸味を強調するため。焼きアジや海苔、ゴマを合わせ、たっぷりの香味野菜をのせれば、軽やかな夏のちらし寿司の完成です!

夏のちらし寿司

【材料】4人分

白米 … 2合

〈A〉
酢 … 大さじ2
砂糖 … 大さじ2
塩 … 小さじ1
昆布 … 3cm角1枚
水 … 360㎖

酢 … 大さじ2
アジの干物 … 2枚
キュウリ … 1本
白炒りゴマ … 大さじ1
焼き海苔(全形)… 1枚

〈B〉
大葉(手で細かくちぎる)… 3枚
ミョウガ(せん切り)… 1個
万能ネギ(小口切り)… 1本
カイワレ大根 … 適量

【レシピ】

白米は洗って約30分浸水させ、ザルに上げて約10分水切りをする。「炊飯専用鍋(別売)」に 〈A〉を入れてひと混ぜする。蓋をして「自動炊飯機能」の「ごはん/2合」を選択して炊く。炊き上がったら酢を回しかけ、サッと切り混ぜる。
付属の「波型プレートパン」にアジの干物をのせ、マルチグリルにセットする。マルチグリルメニューの「波型プレートパン」「魚:干物」「火加減:中」に設定し、点火して焼く。温かいうちに身をほぐす。
キュウリを輪切りにして塩少々で揉み、10分ほどおいて水気を絞る。
①に②、白炒りゴマ、手で揉んでほぐした焼き海苔を混ぜる。
器に④を盛り、③、〈B〉を飾る。

酢をごはんに加える、干物を焼く左/酢を加えてごはんを炊くと傷みにくくなり、もちっとした仕上がりに。炊き上がってからも酢を回しかけて。右/干物を焼くのは、マルチグリルのオートメニューで。「干物」を選び、火加減を設定するだけで自動調理してくれます。波型プレートパンを使うと適度に脂が落ちてお手入れもラク。

ごはん同盟のご紹介

ごはん同盟のお二人「ごはん同盟」しらいのりこさん、シライジュンイチさん
新潟で生まれ育ったご夫婦が、お米の美味しさを伝えるべく結成したフードユニット。のりこさんが調理担当で、実家が米農家というジュンイチさんが企画担当。お得意は、お米料理とごはん&日本酒に合うおかず。雑誌やテレビなどで活躍のほか、「おかわりは世界を救う」という信念のもとに各地で炊飯教室などを精力的に開催。「ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65」(山と渓谷社)、「お弁当はこれでいいのだ」(オレンジページ)など、著書多数。8月に新著「ストウブで米を炊く」(誠文堂新光社)を上梓予定。
【HP】https://gohandoumei.com/

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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