ごはん同盟の沖縄風豚バラの炊き込みごはん
あまからCookingアーカイブ
猛暑が続きますが、ごはん食べていますか?「夏こそ、ごはんを炊きましょう!」と声を上げるのは、炊飯系フードユニットとして活躍する「ごはん同盟」のしらいのりこさん、シライジュンイチさんご夫妻。ごはんをこよなく愛するお二人に、夏にぴったりな多彩なごはんレシピを教えていただきます。
沖縄風豚バラの炊き込みごはんのレシピ
ごはんを食べて暑い時期を元気に乗りきってほしい! と考案いただいたごはんメニュー。今回は、沖縄で季節の行事やお祝い時にいただく郷土料理「ジューシー」風炊き込みごはんです。豚肉の茹で汁を使ったり、ひじきを加えるなど作り方や具材はさまざまあるようですが、炊飯鍋に切り揃えた具材を入れて炊くだけの簡単バージョンをご紹介します。カマボコの旨みと枝豆の食感が、いいアクセントに! 家にある食材で作れるので、普段のごはんのレパートリーに加えてみてくださいね。
【材料】4人分
白米 … 2合
豚バラ肉(塊肉)… 150g
干し椎茸 … 2枚
枝豆(塩茹でしたもの。正味)… 30g
ニンジン … 50g
カマボコ … 50g
昆布 … 5cm角1枚
〈A〉
醤油 … 大さじ2
砂糖・酒 … 各大さじ1
【作り方】
- ①
- 干し椎茸を水200㎖(分量外)に浸けて戻し、石突きを取り除いて1㎝角に切る。戻し汁はとっておく。豚バラ肉、ニンジン、カマボコは1.5㎝角に切る。
- ②
- 白米を洗って30分浸水させ、ザルに上げて10分ほど水気を切る。
- ③
- 炊飯専用鍋(別売)に②を入れて①の具材、昆布をのせる。①の干し椎茸の戻し汁、〈A〉を合わせて400mlになるように水(分量外)を加える。蓋をし、「自動炊飯機能」の「炊きこみごはん/2合」を選択して炊く。
- ④
- 炊き上がりのブザーが鳴ったら昆布を取り出し、せん切りにして加える。蓋をして蒸らし、よく混ぜて器に盛る。
右/自動炊飯機能の中でも、炊きこみごはんがより美味しく炊けるよう、火加減を調整してくれる便利な「たきこみごはん」モード。具材は炊く直前に加えます。
ごはん同盟のご紹介
「ごはん同盟」しらいのりこさん、シライジュンイチさん
新潟で生まれ育ったご夫婦が、お米の美味しさを伝えるべく結成したフードユニット。のりこさんが調理担当で、実家が米農家というジュンイチさんが企画担当。お得意は、お米料理とごはん&日本酒に合うおかず。雑誌やテレビなどで活躍のほか、「おかわりは世界を救う」という信念のもとに各地で炊飯教室などを精力的に開催。「ごきげんな晩酌 家飲みが楽しくなる日本酒のおつまみ65」(山と渓谷社)、「お弁当はこれでいいのだ」(オレンジページ)など、著書多数。新著「ストウブで米を炊く」(誠文堂新光社)が発売したばかり。
【HP】https://gohandoumei.com/
クラスS[H]シリーズ
Writer ライター
あまから手帖 編集部
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