『シャンカラ堂』の牛すじのヴィンダルー
あまからCookingアーカイブ
大阪ガスの最新Siセンサーコンロの機能を使ったレシピを人気料理人に教わる『あまからCooking』(『あまから手帖』で連載中)。まだまだ暑い!今週からは、スパイスカレーの新星『シャンカラ堂』の店主・小峯充靖(みつのぶ)さんによるカレーやビリヤニなどのスパイスレシピをお届けします。スパイスの心地よい刺激をお楽しみください。
コンロタイマーでカレーを煮込む
大阪ガスの最新Siセンサーコンロ、クラスSプレミア[Rシリーズ]。プロの料理人も太鼓判を押す多彩な調理機能を搭載しています。
コンロタイマーとはその名の通りコンロに内蔵されたタイマー。最長120分まで1分単位、5分以下は30秒単位で調理時間を設定できるタイマーです。スマホのタイマーでええやん…と、思うことなかれ。時間になると自動で消火してくれる便利な機能! 長い時間煮込む、スープやカレーに活躍する機能なんです。
インドのゴア地方の名物カレー・ポークヴィンダルーを、とろとろに煮込んだ牛すじで作ります。万能に使える牛すじ煮込みスープと玉ネギトマトペーストを作っておけば、あとは煮込むだけ。酢と赤ワインヴィネガーの酸味が利いた、すっぱ辛い味わいのカレーは残暑にぴったりです。
牛すじのヴィンダルーのレシピ
<仕込みもの>
●牛すじ煮込みスープ
【材料】作りやすい分量
牛すじ肉(ひと口大に切り、茹でこぼしたもの)…600g
水…1ℓ
酒…100㎖
シナモンスティック…5㎝長さ2本
八角…2個
クローブ…5粒
【作り方】
圧力鍋に材料を入れ、蓋をして中火で熱する。圧力がかかったら弱火にし、コンロタイマーを40分に設定して加圧する。加圧終了後、圧力が下がるまでそのままおく。圧力鍋がない場合は、鍋で牛すじ肉が柔らかくなるまで煮る。
●玉ネギトマトペースト
【材料】作りやすい分量
玉ネギ(みじん切り)・トマトピューレ…各400g
ニンニク・ショウガ(各すりおろし)…各50g
サラダ油…200㎖
【作り方】
フライパンに玉ネギとサラダ油を入れて中火にかけ、玉ネギが色付くまで炒める。ニンニク、ショウガを加え、香りが出て玉ネギが褐色になるまで炒める。トマトピューレを加え、コンロタイマーを10分に設定して煮詰める。
左/牛すじ煮込みは肉とスープに分け、冷凍で約1カ月間保存可。右/玉ネギトマトペーストは、冷蔵で1週間保存可。トマトソースとして、チーズを合わせてリゾットなどにも。
●牛すじのヴィンダルー
【材料】4人分
玉ネギトマトペースト(※上記参照)…200g
〈A〉
ガラムマサラ…6g
カレーパウダー…4g
〈B〉
牛すじ煮込みの肉(※上記参照)…600g
牛すじ煮込みのスープ(※上記参照)…300㎖
ザラメ…30g
塩…12g
酢…20㎖
赤ワインビネガー…8㎖
【作り方】
- ①
- フライパンに玉ネギトマトペーストを入れて弱火にかけ、〈A〉を加えて全体が馴染むまで炒める。
- ②
- 鍋に〈B〉、①を入れて中火にかける。沸いたらコンロタイマーを15分に設定して煮詰める。器に盛る。
『シャンカラ堂』店主
小峯充靖(みつのぶ)さん
京都市生まれ。京都のホテルでバーテンダーやソムリエを経て、日本料理店や蕎麦屋で料理の経験を積む。大阪でスパイスカレーに開眼し、専門店での約2年の修業を経て、野田で間借り営業を始める。2022年末に現在の場所に自店を開く。ラムカツをはじめとする絶妙な揚げ加減のカツと、鯛の頭、鶏ガラ、昆布、香味野菜などをベースに手間をかけた唯一無二のカレーで瞬く間に人気店となる。創意工夫に富んだ「限定メニュー」も評判を呼び、遠方から通うファンも多い。
■店名
『シャンカラ堂』
■詳細
【住所】大阪府大阪市北区大淀中3-1-15
【電話番号】070-3792-1989
【営業時間】11:30〜14:30(LO)、17:30〜20:30(売り切れ次第終了)
【定休日】不定休
【Instagram】https://www.instagram.com/shankarado_0701/
Writer ライター
あまから手帖 編集部
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