『イルプーモ』のジャガイモを詰めたイワシのフリット

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役はイタリア料理店『イルプーモ』の仁井康博シェフ。店でも大人気、中部マルケ州の郷土料理「イワシのコロッケ」です。開いたイワシのお腹にマッシュポテトを詰めた、丸々としたビジュアルもごちそうです。

材料

  • 4人分
    イワシ(頭を取り、開いたもの)…4尾
    ジャガイモ(皮付き)…小3個(約210g)
    [A]ペコリーノチーズ(すりおろす)…5g
    [A]塩…2g
    [A]砂糖…少々
    [A]牛乳…大さじ1
    [A]イタリアンパセリ…適量
    塩・黒コショウ・小麦粉・溶き卵・パン粉(細目)・揚げ油・レモン…各適量

作り方

1
鍋に水を入れて「湯わかし機能」を選択し、沸騰後の調理時間を20分に設定する。ブザーが鳴ったらジャガイモと塩少々を加えて湯がく。
ジャガイモを茹でる
「湯わかし機能」は沸騰後の調理時間を設定すれば、弱火に火加減を自動調節してくれるので、茹でジャガイモや調理に活用すると便利。
10
2
熱いうちに皮を剥き、ボウルに移して潰す。[A]を加えて混ぜ、粗熱を取る。
3
イワシはキッチンペーパーで水気を拭き、塩・黒コショウを軽く振る。②を30gずつ細長く丸め、イワシの身にのせて包む。小麦粉を全体に薄くまぶし、溶き卵→パン粉を二度付けする。
イワシにジャガイモをのせる
ジャガイモを細長く成型してからイワシにのせると作業しやすい。
10
4
「温度キープ機能」で180℃に設定した揚げ油に③を入れ、キツネ色になるまで揚げる。
イワシを揚げる
130〜220℃まで10℃単位で調理温度をキープできる「温度キープ機能」で。油温を一定に保てるので揚げ物調理に便利。
10
5
器に④を盛り、レモンを添える。
ジャガイモを詰めたイワシのフリット完成
10

profile

『イルプーモ』店主

仁井康博さん

加古川市出身。大学卒業後、神戸のイタリア料理店を経て渡伊。トスカーナ、プーリア、ピエモンテ、ヴェネト、アブルッツォ州など全9軒で約4年半修業しながら全土の料理を食べ歩く。2018年に甲子園口ほんわか商店街に自店を構える。明石『つる一』の魚介をはじめ、旬の素材を軸に、各地の郷土料理をアラカルトで提供。ワインはもちろん、チーズや食後酒も各地のものを揃え、イタリア食文化の魅力を伝える。今も現地を訪ねて郷土料理を研鑽し、メニューをブラッシュアップしている。

使用したコンロはクラスSプレミア[R]シリーズ

詳しくはこちら

writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。