
【手作り体験】これぞ大阪土産、豚まんに挑む『蓬莱本館』
関西在住のアラフォー編集者・おばやしが体験型施設に潜入し、 全力レポする連載「タンケン!タイケン教室」。
生地に具材をのせて、包むだけ。このシンプルな工程に、職人の技が詰まっていることを身に染みて実感した第8回目。大阪土産を、体験とともにお持ち帰りください。
contents
あの豚まんを包む体験!
いや~すんごい人人人! 観光客であふれかえる戎橋筋商店街。
ドラッグストアやスニーカーショップに集まる海外ゲストを横目に、『蓬莱本館』へピットイン。1階はテイクアウト、2階はレストラン。この日は店舗3階の体験会場へ直行します。
到着後、エプロンと帽子を着けて手洗いを済ませたら、さっそく“包み”にかかります。
あらかじめ丸く成形された生地は、しっとりと柔らかくパン生地のような触感。具材が入る中央部分が盛り上がるように、生地のフチをのばして広げ、具材を包んでいく。
前回
たくさん包んだ身としては、もしかして今回……楽勝じゃない?
具材は50g。生地70gとあわせて120gになるようにスケールで計ります。
手のひらにのせて、具材をヘラで押さえながら手をお椀のような形に。
「端を指でつまみながら回転させて進みます」とセンセイ。
いよいよ、「月化粧」仕込みの技を披露するときが……。
「親指をしっかり固定して生地に食い込ませ、人差し指でたぐって…指は2本しか使いませんよ~はい、どうぞ!」
あれ? ちょっと待って?
めっちゃ難しいんですけど!?
うまくヒダがつくれないうえ、具材がボリューミーだから包もうとするとはみ出てくる!
「ヘラで具材を押し込みながらやるといいですよ」とのアドバイス通りにやってみるも、ヒダにも気を取られるし全体を回転させないとだし……。
いや、あかんわ。ぜんぜんうまくいかない!
なんとか4つを包みきった。2つめはまぁまぁやけど、他のは穴開いちゃってるし、形が崩れてかわいそうな姿になってるし…。
それに引きかえ、奥のセンセイ作はやっぱり美しい!
豚まんは、このあと二次発酵を経て、蒸し上げていただいたものを持ち帰ります。
ホワホワの焼売作り
気を取り直して次は焼売! 餃子の皮を使って、具材を包んでいきます。
これまたずっしりの具材をのせて、両手で軽く包むようにワサワサ動かすと自然とヒダができる。そして、手をアルファベットの「C」をつくるような形にして「握る」感じで持つ。上にはみ出す具材をヘラで整えつつ、円柱型を目指して横からプッシュ。
最後にお尻をトントンとヘラでならして自立するように整えたら完成!
豚まんに比べて技は少ないけど、高さや幅を揃えるのは至難の業。
豚まんも、焼売も。改めて、職人技って…スゴイ! を実感したタイケン。
行楽の季節、大阪の味を手作りで楽しむのもいいですよね。
お得なコースでランチも楽しめる!~予約方法~
体験のみの場合は、このあと2階のレストランで豚まん(4分の1)と焼売(2分の1)の試食ができます。
豚まん・焼売を蒸し上げている間に、体験フロアのテーブルにて酢豚やエビチリ、チャーハンなどのコース付くお得な「体験ランチプラン」が人気。
【体験プラン】
料金:2400円
体験スケジュール:月~火曜、木~土曜(定休日・祝日を除く)
11:00~ or 14:00~
※時間は変動可。応相談
体験内容:豚まん4個、焼売10個
※10名から体験可能。
【体験ランチプラン】
1名:4200円
体験スケジュール:月~火曜、木~土曜日(定休日・祝日を除く)
11:00~
体験内容:豚まん4個、焼売10個
※ランチコース付き。6名から体験可能。
詳細・予約は
こちら
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writer

おばやし零余子
obayashi
兵庫県宝塚市在住の独身アラフォー編集者。酒と酒場好きで、年々大きくなる身体に危機感を覚え山登りに目覚めるが、一向に痩せる気配なし。最後の晩餐は雑煮。
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