ウー・ウェンさんの卵とトマトの炒め物

大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。人気の料理研究家・ウー・ウェンさんに、最小限の食材で美味しさを引き出す“ミニマルレシピ”を教えていただきました。北京のシンプルな家庭料理、とろっとした卵とじゅわっと弾けるトマトが美味しい炒め物。今晩のおかずにぜひ作ってみて!

材料

  • 2人分
    溶き卵 … 3個分
    トマト(くし切り)… 2個
    粗塩 … 少々
    ニンニク(潰す)… 1片
    黒コショウ … 少々
    片栗粉 … 小さじ1(水大さじ1で溶く)
    太白ゴマ油 … 大さじ1と1/2

作り方

1
「あぶり高温炒めモード」に設定する。フライパンに太白ゴマ油を中火で熱し、溶き卵を入れる。卵液を鍋の片端に箸で寄せつつ鍋を軽く揺するようにして、大きな塊を作る。
玉子を半熟に加熱する
卵を大きな塊にするために、鍋を揺すって油の中を泳がせるのがコツ。「あぶり高温炒めモード」なら、コンロから鍋を離しても理想の火加減のまま加熱可能。
10
2
トマトを加え、その上に玉子の塊をのせてじっくり火を通す。トマトの角が取れてきたら軽く炒め合わせて粗塩を振る。ニンニクを加え、サッと炒める。
トマトを加え、玉子をのせる
ふわとろの玉子のお布団をトマトにかぶせてじっくり加熱して、トマトの甘みと美味しい水分を引き出して、ニンニクを加えて香りを移す。
10
3
香りが立ったら水溶き片栗粉を加えてとろみを付ける。黒コショウを振り、器に盛る。
卵とトマトの炒め物完成
旨みを閉じ込める水溶き片栗粉は、数回に分けて具材の中央に加えるとダマになりにくい。黒コショウをたっぷり振って完成。
10

profile

料理研究家

ウー・ウェンさん

中国・北京出身。1990年に来日。料理上手な母から受け継いだ家庭料理が評判となり、料理研究家に。97年に「料理を通じて日本と中国の架け橋になりたい」との想いから、クッキングサロンを開設。シンプルで作りやすく、医食同源も意識した家庭料理に定評がある。「ウー・ウェンの 100gで作る北京小麦粉料理」「ウー・ウェンの 炒めもの」(高橋書店)、「料理の意味とその手立て」(タブレ)、「10品を繰り返しつくりましょう」(大和書房)など、著書は60冊以上。11月には新刊「ウー・ウェンの 鍋 スープ」(高橋書店)を上梓予定。 「ウー・ウェンクッキングサロン」 https://cookingsalon.jp/

使用したコンロはクラスS [H]シリーズ

詳しくはこちら

writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。