『イルプーモ』の鰆のグリルと蒸し野菜 チャンボッタ風

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役はイタリア料理店『イルプーモ』の仁井康博シェフ。イタリアの南部、バジリカータ州の野菜煮込み・チャンボッタを、ふっくらと焼いたサワラに添えた一品です。チャンボッタの野菜は季節のものでOK。冷めても美味しいので常備菜にもお薦め! ミネラル感のある白ワインとお楽しみください。

材料

  • 2人分
    サワラ(切り身)…2切れ(約200g)
    [A]塩…2g
    [A]砂糖…少々
    [B]ニンニク…1/2片
    [B]ローズマリー・タイム…各1本
    [B]セージ(あれば)…1枚
    [B]EXVオリーブ油…30㎖
    [C]ミニトマト…80g
    [C]玉ネギ・ニンジン・パプリカ・ズッキーニ・ナス・カブ(各さいの目切り)…各50g
    [C]セロリ(さいの目切り)…30g
    [C]塩…4g
    [C]オレガノパウダー…少々
    [C]EXVオリーブ油…大さじ1
    黒コショウ・EXVオリーブ油…各適量

作り方

1
サワラは皮に庖丁目を入れ、[A]を振って馴染ませる。[B]を入れたバットに浸し、冷蔵庫に3時間ほどおく。
2
「ザ・ココット」に[C]を入れて蓋をする。コンロにかけ、「オートメニュー」「無水調理」を選択し、沸騰後の調理時間を20分に設定して点火する。蓋を開けてコンロタイマーを3分に設定し、弱火で水分を飛ばす。
野菜を蒸す
「オートメニュー」で無水調理が可能。野菜の蒸し煮も食材の持つ水分を利用して調理できるので、旨みや香りがより凝縮し、風味豊かな仕上がりに。
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3
「ココットプレート」に①のサワラを並べ、黒コショウを軽く振る。蓋をし、水なし両面焼グリルに入れ、「オートメニュー」「焼き魚・切り身」、焼き加減「標準」に設定して焼く。
サワラを焼く
「オートメニュー」のボタン操作で手軽に焼き魚が完成。皮目はパリッと、中はふっくらと仕上がります。「ココットプレート」は蓋付きなので、庫内への油飛びも少なく、お手入れもプレートを洗うだけ。
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4
器に②を敷き、③をのせてEXVオリーブ油を回しかける。
鰆のグリルと蒸し野菜 チャンボッタ風完成
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profile

『イルプーモ』店主仁井康博さん

仁井康博さん

加古川市出身。大学卒業後、神戸のイタリア料理店を経て渡伊。トスカーナ、プーリア、ピエモンテ、ヴェネト、アブルッツォ州など全9軒で約4年半修業しながら全土の料理を食べ歩く。2018年に甲子園口ほんわか商店街に自店を構える。明石『つる一』の魚介をはじめ、旬の素材を軸に、各地の郷土料理をアラカルトで提供。ワインはもちろん、チーズや食後酒も各地のものを揃え、イタリア食文化の魅力を伝える。今も現地を訪ねて郷土料理を研鑽し、メニューをブラッシュアップしている。

使用したコンロはクラスSプレミア[R]シリーズ

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amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。